【沿革】
1945年8月8日に高知県立女子医学専門学校として開校しました。その後、高知県立女子専門学校を経て、1949年に4年制大学となりました。
そして、1952年に日本で初めての4年制看護教育をスタートさせました。当時は大学での看護教育はなかった時代です。当時の先生方は、まさに日本の「看護学」を創り出していきました。教科書そのものを作っていくといったことから行っていったそうです。
時代の流れを経て、2011年、大学経営が法人化されました。そして、この年に男女共学となり、大学名は高知女子大学から高知県立大学へと変わりました。
さらに、2015年、高知工科大学との法人統合を行い、1つの法人のもとで2つの大学の経営が行われるようになりました。
【特長】
高知県立大学は、自らの学びを自分で切り開いていきながら、同時に他者を尊重する姿勢を大事にし、地域社会が直面する課題を解決することに貢献できる人材の育成と研究活動を行っています。
私たちは、今後さらに変化していくと予測される人口構成、高度化する科学技術、人々の活動や物・情報の流れのグローバル化の中で、様々な社会のニーズに応え、未来を拓く実践力を育てていく大学、新たな知を創り出していく大学、地域と共に育ち地域に育てられる大学を目指しています。
【学部紹介】
◎文化学部[永国寺キャンパス]
文化学部では、言語、文学、地域、観光、法律といった対象を「文化」という切り口から考察していきます。座学にとどまらず、学外に出て、現地での実践活動を通して学びを深めていきます。また、少人数で徹底的なディスカッションを通して進んでいく授業が多く採り入れられています。
また、夜間の課程もあり、4年間で学士号を取得するカリキュラムが組まれています。
◎看護学部[池キャンパス]
看護学部は、日本で最初に四年制の養成課程をスタートさせた長い歴史のある学部です。その伝統を絶え間なく受け継ぎ、優れた研究をバックグラウンドとした確実で高度な実践力の養成が行われています。
◎社会福祉学部[池キャンパス]
社会福祉学部の大きな特徴は、社会福祉士、精神保健福祉士、そして介護福祉士の3つの国家試験受験資格が得られることです。西日本では、これら3資格に対応したカリキュラムを持っている国公立大学は少なく、本学の大きな特徴の一つといえます。
◎健康栄養学部[池キャンパス]
健康栄養学部は、本学の創設時までさかのぼる歴史のある学部です。主として管理栄養士の国家試験受験資格取得を支援するカリキュラムを展開しています。1学年40人の少人数で実践的な教育が行われているのが本学部の特色です。西日本の国公立大学では同系統の学部がそれほど多くないということもあり、幅広いエリアから学生が集まり学んでいるという点も特色です。
自分自身の英語活用能力向上や異文化理解を深く学ぶため。将来高知県で就職するのに適していると考えたから。
文化学部/女(2023年度入学)
一人暮らしがしたかったので、経済的にも優しい寮があり、学費の安い公立大学を選びました。あとは、国語の高校教師の免許を取れる点と、日本語教師の養成講座が実施されている点も魅力的だなと思い、高知県立大学に出願しました。
文化学部/女(2023年度入学)
共通テストの判定が良かったのと入試方式が小論文だったから。二次試験で教科の勉強をするのが嫌だったので、A判定でかつ小論文だった高知県立大学に決めた。また実家の徳島から近いので便利かなと。
文化学部/男(2023年度入学)
私の将来の夢はグランドスタッフです。グランドスタッフとして働いた時に高知県を国内外に発信したいと考えていて、高知県出身の私が高知県で自分がまだ知らない高知県の魅力をもっと学びたいのと、それに必要な英語力を身につけることが出来ると思ったから。
文化学部/女(2022年度入学)