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外国語学の
学問分野解説
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なんでなかなか英語が使えるようにならないの?

外国語学

英語の勉強をいくらしても全然成績が上がらない…。ましてや英語でコミュニケーションなんて夢のまた夢だよ。あーもう、こんなにがんばってるのになんでなんだー!!

  • 先生…。最近帰ってきた英語のテスト、あんまり良くなかったんだ。苦手な英語だけど、がんばってるつもりだったのに…。もう訳わかんないよー!!!
  • 落ち着いて落ち着いて。ちなみにどんな勉強法をやってたの?
  • 宿題やって、問題集やって……たぶん、みんなと一緒ですよ。何かいい方法ないかなあ。
  • 英語の能力を上げるには、「書く」、「聞く」、「読む」、「話す」の4つの技能を、うまく組み合わせて学習することが大切なの。特に日本人の場合、文法や発音の習得の前に、心理的な要因が大きく作用していることがわかってきたから、その点は注意する必要があるかもね。
  • どういうこと?
  • ある程度英語ができる人でも必ず口にする「自信がない」といった心理的側面、あるいは頭の中で完全に文章を組み立てないとしゃべれず、発音も気にする完璧主義という特有の葛藤が習得の壁になっているのよ!
  • 言語学習で一番必要なのは実践の回数を重ねることだから、話す機会が減ると、ますます話せなくなるという悪循環に陥ってしまうの!
  • ああ! 確かに……。間違えると恥ずかしいから、あまりしゃべれないんですよね。
  • それってとってももったいない! 「間違えずに第二言語を習得することは不可能だ」ということが研究で明らかになっているのよ! 学習者の間違いは、指導者にとっては理解がどこまで進んでいるかの指標になるぐらいなの。
  • ええ? そうだったのか…。最初は下手でも、トライアンドエラーを繰り返していこうってことかあ。だんだん下手でも話していい気がしてきた!
  • そうそう! 現在の英語教育では学習者が自ら学びたいと思える環境を作ることが、最も大事だと考えられているのよ。英語の歌詞やTV番組、映画などの中から、自分が気になったフレーズを探してきて、それをほかの人と共有して学習するというのも、効果的な方法!
  • じゃあ僕の大好きな海外アーティストの歌詞でもいいんだ。友だちと一緒に勉強すると、やる気が出そうですね。
  • 第二言語を習得するのは時間がかかるから、効率的な学習法を探すのは大事よ。
  • だけど、モチベーションを維持することもとても大事なの。流ちょうに話している姿を具体的にイメージするなど、英語使用者としての自分の理想像を明確に持っていることが重要だと、ハンガリーでの約10年間におよぶ統計調査と分析によってわかってきたの。
  • え! 理想像を持つだけで効果があるの? 「第二言語習得」って、調べてみるとおもしろいんですね。
  • その通り! 外国語の習得だけじゃなく、地域や国の文化についての研究にも同じことが言えるわ。そして、言語はもちろん文化を反映しているから、同じことを言う場合でも、その国の価値観や考え方の影響もあるのよね。
  • へー!
  • ほかにも、日本語では、「経過」を重視するため、例えば「何を怒っているの?」という状況の変化を表す尋ね方なの。
  • これに対し英語では、既に怒りに達しているという「結果」を重視するので、「Why are you mad at something?」のような表現になるのよ。つまり、そこにたどり着くまでの経過が強調されるのが日本語、結果を強調するのが英語と言えるわ。
  • そんなこと、考えたこともなかった……。
  • 第二言語はどのようなプロセスを経て習得するのかについてもさまざまな説があり、どの説が正しいのかはまだわかっていない。なかなか奥が深い研究分野なのよ。
  • もし将来そのプロセスを解明できたら、僕みたいに英語に苦しむ人を減らせるかもしれないってことか!!
  • うん! そうかもね!
  • そっか!興味も出てきたし、英語の勉強もがんばれそうです! とりあえず自分の好きな勉強法でモチベーションを維持してみます! tomorrowまでのhome workを終わらせなくっちゃいけないから、また後でね!
  • う、うん。その意気でがんばって!!

8 外国語学

外国語とその背景となる文化を学ぶ

特定の外国語を学び、その文化的な理解も深めることをめざす学問。英語のほかに、さまざまな外国語を学ぶことができます。外国語を理解するためには、その言語が成立した背景や、使用されている国・地域の文化への深い理解が必要となります。情報を得る手段としての外国語習得が研究の前提ですが、読み書きはもちろん、コミュニケーション能力を養うことも目標となります。

外国語の習得とともに、その国や地域を研究する

外国語を習得するとともに、その言語を使用する国や地域に関する理解を深めるための研究も行われています。その研究内容は多岐にわたり、言語研究、文学研究がある一方、比較文化研究、地域研究から国際政治といった社会科学領域にまで及びます。英独仏語などのヨーロッパ系の言語だけではなく、中国語、韓国語、タイ語、スワヒリ語など、アジアやアフリカ系の言語を学ぶことができます。

将来 外国語運用能力や国際社会についての知識・理解力を買われ、各業界で国際的に活躍している人も大勢います。通訳・翻訳業を志す場合は、卒業後に通訳・翻訳学校で学び、現場経験を経てプロになるという過程が一般的です。
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