• 武蔵野大学工学部友枝 明保先生のきっかけ

    数学は何か世の中のためになるのだろうか?

    大学で数学を学びましたが、抽象的な話ばかりだという印象を持ち、「数学は何か世の中のためになるのだろうか?」と考え続けました。数学の理論を突きつめるだけでなく、実際の社会に応用してみたいと考え、数学の理論を使った交通渋滞の研究の道に進んだのです。 渋滞に興味を持ったきっかけは、趣味のオートバイでした。ツーリングで高速道路を利用すると、よく渋滞に出合い、てっきり渋滞の先頭は事故や工事だろうと思って走っていたのに、抜けたところには何もない。不思議な現象だと感じていたことが、渋滞の研究につながったのです。

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