学年や専門を超えたつながりをつくる
理工系を学ぶ女子学生への支援
和歌山大学システム工学部 女子学生支援の取り組みのご紹介
和歌山大学システム工学部では、2009年より理工系を学ぶ女子学生を支援する取り組みにより、学年や専攻を超えて、タテとヨコのつながりをつくることをめざしています。理工系を学ぶ楽しさを伝える機会としては、高校生が参加するオープンキャンパスでの先輩学生による質問コーナーの実施をしています。新学期が始まる4月には、履修ガイダンスに合わせて、時間割のつくり方や履修する科目の選択などに教員が答えてくれる相談コーナーを開設しています。また、女子学生支援に関するホームページを立ち上げ、学びや進路を考えるうえで参考になる情報を掲載しています。
先輩学生へのインタビューでは、大学での学びや研究内容や学生生活、後輩学生へのメッセージなどを掲載しており、ロールモデルとしても参考になることでしょう。教員へのインタビューでは、研究紹介や学生へのメッセージなどを、就職・進学データでは、先輩学生の進路について過去3年分のデータを掲載しています。みなさんも、よろしければ、一度、女子学生支援に関するホームページを訪ねてみてください。
高校生に向けた先輩学生からのメッセージのご紹介
2021年度にオープンキャンパスに参加された高校生向けに、和歌山大学システム工学部の先輩学生によるメッセージを掲載したリーフレットを作成しましたので、その内容をご紹介します。
-
学生生活について
- ●キャンパスが自然に囲まれているので構内に開放感があります。春の時期は特に心地よい風が吹いて気持ちいいです。
- ●「理系=忙しい」というイメージを持っていましたが、勉強以外にもサークルに参加したりアルバイトをする余裕もあるため、交友関係が広がり、非常に充実した学生生活を送れています。
-
学びについて
- ●一年生の時に幅広い分野を学べたことで、自分の進むべき道を見つけることができました。
- ●プログラミングなどの演習授業では、分からないことがあれば担当の先生や院生の先輩に質問できる環境が整っています。丁寧に教えてもらえるので理解ができ、達成感があります!
- ●座学だけでなく、考えて作る演習が多いので、自分で何かを作ってみたいと考えている人は、楽しみながら力をつけられると思います。
-
先輩学生からのメッセージ
- ●女性が少ない環境ではありますが、先生方もとても親切ですし、興味があるならぜひ挑戦してみてください!大変なこともありますが、とてもやりがいがあり、成長できる環境です。