2024年度 新学年スタート号
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リベラルアーツ特集 東京女子大学 (東京都)

知と知をつなぐ「かけはし」で、
「専門性をもつ教養人」を育成する

専門も教養も
リベラルアーツ教育のさらなる進化

 東京女子大学は、現代教養学部1学部。文理合わせて広い学問分野をカバーする5学科11専攻が1つのキャンパスに集まり、所属する専攻を超えて、他専攻の領域についても学ぶことができる理想的な学習環境を整えています。専攻の学びと、他専攻の学問領域と全学共通カリキュラムの学びで深い洞察力と的確な判断力を身につけます。皆さんが選ぶ学科・専攻は、広い学びの世界の「入口」です。自分を広げ、深め、変える。そのための学びがここにあります。東京女子大学のリベラルアーツを通った先に、高校までの自分には予想もつかなかった「新しい自分」が見つかるはずです。創立以来百余年にわたって追求してきたリベラルアーツ教育を、現代的に展開するための教学改革を2024年度・2025年度にわたって行います。2024年度は以下の改革を実施します。

  • 全学共通カリキュラムの大胆な改革
    (知のかけはし科目の新設/AI・データサイエンス教育の全学必修化/英語教育の全学的な強化)
  • 情報数理科学専攻の新設
    情報科学、AI・データサイエンス、数理科学を横断的に学ぶ場を整えるべく、
    既存の2専攻を統合し、新たに「情報数理科学専攻」を立ち上げます。
  • 経営学分野の強化
    新たに経営学分野を専門とする実務経験豊富な教員が着任します。

「学際的な学びを一層具現化した
「知のかけはし科目」

 2024年度に「知のかけはし科目」を新設します。全学生必修の授業で、異なる学問領域の教員2名によるティーム・ティーチングを行います。教員同士が一つの課題についてダイナミックに議論を交わし、学生とアクティブに学び合うことで、真に学際的な学びを現出します。例えば現在のイタリアの都市について、ローマ史と観光学を専門とする先生が、お互いの知識をもとに質問し合って講義を進めるなど、エキサイティングで原初的な学びが可能になります。理系と文系の垣根も取り払われた「生きた講義」は、きっと「学ぶ喜び」をもたらしてくれるでしょう。
 1つの授業の中でも分野横断的な学習を実現し、「予想もしなかった新たな知」を得て、専門の学びを広い文脈で捉え直す機会を用意しています。ぜひ、本学のリベラルアーツ教育で、知的冒険の旅をしてください。