2024年度 新学年スタート号
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リベラルアーツ特集 宮崎公立大学 (宮崎県)

MMU型リベラル・アーツ教育により
「教養あるグローバル人材」を育成

国境を越えて活動する世界への
パスポートを手に入れる「リベラル・アーツ教育」

 宮崎公立大学(MMU)が理念とするリベラル・アーツ教育とは、「受け身の学びから主体的学びへ」をモットーに、「自立的な思考と判断ができる自由な人間の育成」を目指す教育のこと。知識が最も重要とされる現代社会において、1つの専門性を極めるとともに、多様な専門知識を吸収できるMMU型リベラル・アーツ教育は、今の時代に最もフィットしているといえます。

2MMU型リベラル・アーツ教育の特色
特色1専門分野のバランスのよい学修
「言語・文化」、「メディア・コミュニケーション」、「国際政治経済」の3つで構成される専門分野で多様な知識を吸収しつつ、1つの専門分野を極めます。
特色2専門知識と実践的スキルのバランス
多様な専門知識と高い専門性の修得に加え、語学力やICT(情報通信技術)などの実践的なスキルをバランスよく身に付けます。
特色3専門教育と教養教育のバランス
実り豊かな社会生活を送るために不可欠な、人文学、社会科学、自然科学、スポーツ健康、キャリア教育といった幅広い教養を身に付けます。

幅広い学びの中から自分にあった学問を

学生は、1・2年次で幅広い教養を身に付けた上で、3年次より3つの専攻の中から興味関心のある1つの分野に関する専門性を高めますが、他の2分野も横断的に学修します。どの専攻においても、MMU型リベラル・アーツ教育によって身に付けた幅広い知識や技能・経験などをベースに、1つの事象をさまざまな視点・立場から捉える力や、相手を理解し、協力し合いながら主体的に課題へ立ち向かう力を備えることができるカリキュラムになっています。また、海外留学への支援やキャリア教育にも力を入れており、卒業生は、特定の分野にとどまることなく幅広い分野で活躍しており、海外勤務経験者もたくさんいます(2021年度就職率:98.3%)。
 「国際文化学科」という名称から、「英語や留学に力を入れている」というイメージをお持ちの方が非常に多いのですが、3つの専攻を有し、幅広い分野の学びを提供しており、「データサイエンス」や「情報デザイン」といった⽂理融合系の演習(ゼミ)もあります。専攻を選ぶのは2年次後期なので、入学時点から進みたい専攻を想定して学ぶこともできますし、入学後に学びながら興味関心のある分野を探していくことも可能です。本当に何を学びたいか明確に決まっていなくても、安心して入学していただけます。