2024年度 新学年スタート号
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地域創生が学べる大学特集 大正大学
地域創生学部地域創生学科
(東京都)

理論×実践+フィールドの学びで
地域の課題解決をめざす人材になろう

学問の知識や理論を都市と地方での
「地域実習」で役立てる

 今、日本の地域社会では、少子化や高齢化に伴う人手不足や空き家問題など、さまざまな問題を抱えています。それらを解決する術を学ぶために、経済学・経営学・社会学などをキャンパスで履修し、その知識や理論を「地域実習」に結実させているのが、地域創生学科最大の特徴です。数週間にわたる「地域実習」は都市と地方の双方で行われ、自治体、地場産業の経営者、観光・旅行業の実務スタッフ、地域文化・歴史の研究者、そして地元の商店街の人たちなど、さまざまな人々の協力を得て、実践的な学びに取り組みます。
 特にキャンパスがある巣鴨・豊島区エリアとのつながりは強く、巣鴨駅から大正大学までの約2kmを「すがも街なかキャンパス」として、地域・企業と連携。巣鴨・庚申塚商栄会から地域資源の新たな可能性を生み出すことを目指す「ガモール堂」は、本学科の学生が企画・運営の全てを担っており、SDGs社会貢献型のスムージーを販売するなど、地域課題の解決に一役買っています。さらに、南三陸、南魚沼、藤枝、京都、淡路、阿南など日本全国に「エリアキャンパス」を展開。首都圏だけでなく全国に広がる実習地で、それぞれの地域が抱える課題や観光資源、自然環境などに直接触れ、地域住民と共に解決策を考えていきます。

コミュニケーション力が高まる環境で
地域の課題解決を担う人材へ

 各学科に専用フロアを設けるなど、充実した学修環境を提供している本学。なかでも地域創生学科のエリアにはさまざまな形の机と椅子やソファーを配置し、学生同士が気軽に集まって話し合うのに最適な空間を演出しています。そこでは、地域実習に向けた打ち合わせや実習後の振り返りをしたり、すぐそばにある教授室で教員に質問・相談するなど、活発なコミュニケーションが繰り広げられています。このように、アットホームな雰囲気の中、知識を深めていけるのも本学科の特徴です。
 さまざまな立場や異なる意見を持つ人と積極的にコミュニケーションを取りながら、自分にできることを考え、都市と地方双方の視点を養っていく。キャンパスで学んだ理論を生かし、実際のフィールドで実践力を磨くことで、将来地域の課題解決を担える人材を育成しています。