150年間で培った実績
「私がつくる」リベラルアーツ教育
多様性の時代、だからこそ学ぶ女性学。
神戸女学院大学の教育の柱であるリベラルアーツは、「学部・学科に所属しながら、自分の興味に合わせてたくさん他の分野を学び、関連付ける。専門以外の学びを取り入れることで自分を限定しない学びを展開する」という考え方です。専門分野のほか学際的科目もあり、「女性学」もその一つ。関西で最も歴史の長い女性学専門の研究機関を持つ本学では、セミナーの開催や論文コンテストなども多数行われてきた実績を誇ります。
さまざまな学問領域を通してジェンダー(社会的文化的性差)について学ぶことで、女性を取り巻く社会・環境について性差を越えた視点を持って論理的に把握し、ジェンダー平等の社会・環境をつくるために自ら行動できる女性を育成します。女性学は、多様性が重視される時代だからこそ認識しておきたい学問。女性学を通して日本の歴史的な背景、諸外国の歴史や現状、政治や法律、家族関係や教育など生活の中での身近な問題、キャリアにまつわる問題などの基礎知識・正しい知識を修得します。少人数制の授業環境だからこそ、議論の場では自分の意見を出しやすく、「より深く探究できる」と学生たちにも人気の分野。多様性理解をめざす学びが、専門分野でも活かされます。
学びを、もっとわがままに。
目的別に自由自在の組み合わせを。
心理学部の学生が「通訳・翻訳プログラム」を履修して同時通訳を学んだり、国際学部の学生が「ウインド・オーケストラ」の科目でプロから学んでステージで演奏したり。もはや一般教養にとどまらない、専門科目や実技にまで開かれた学部学科横断の開講科目は400以上。興味に合わせて色々な分野の授業を選ぶのも良し、自身の専門分野と異分野を組み合わせて研究するのも良し、一人ひとりがそれぞれの学びを展開できます。また、科目の履修目的が学生によってさまざまで、例えば、同じ「人体の構造と機能」を履修する場合でも、生命環境学部の学生なら生物学的視点から、音楽学部の学生なら演奏法の視点から知識を深めているため、学科の垣根を越えた学生同士の意見交換から新たな視点を得るきっかけにも。自分の考えだけで完結せず、異なる考えを取り入れて、どんな時代も生き抜く「しなやかな」力を身につけることができます。
2024年4月、国際学部、心理学部 開設!
国際学部 英語学科/グローバル・スタディーズ学科
心理学部 心理学科
音楽学科に新専攻(音楽表現専攻/音楽キャリアデザイン専攻)を開設。