「従来の教育では生み出せなかった
「社会変革のリーダー」を育成。
新機能カリキュラムで
知識集約型社会を牽引する人材へ
今世界では革新的な技術による従来の産業構造からの変革、いわゆる「ゲームチェンジ」が起きています。世界のビジネスの主流はITを中心とした“サービスや情報などが価値の中心”の社会「知識集約型社会」へと移行しているのです。
このゲームチェンジ時代に必要な能力を身につけるため、本学では新機能カリキュラム「知識集約型社会における『ひらめき・こと・もの・ひと』づくりプログラム」を導入。例えば、文理横断・学修の幅を広げる学びとして「ひらめきづくり」の授業では、1+1で2ではなく、0から1のアイデアを生み出す力を養います。他にも「ことづくり」「AI・ビッグデータ・数理データサイエンス」や、分野融合(機械×電気)を学ぶ「ものづくり」、グローバル・幅広い教養と統合的な学びの「ひとづくり」など、新しい学びを用意しています。2021年より一部学科でスタートしたこのプログラムは、2025年には全学展開(デザインデータ科学部除く)を予定しており、文理の垣根を超えた融合がさらに進むと期待しています。また、同プログラムに関連し理工学部では入試制度として特定の教科・科目に限定しない「探究総合問題」を導入。暗記力だけでは測れない「思考力・判断力・表現力」を評価します。
他にも、高校生を対象にした探究学習イベント「OPEN MISSION」を開催。知識やアイデアを課題解決に役立てるおもしろさを本学教員や学生と一緒に取り組む新しいカタチのイベントです。参加者には総合型選抜出願時の提出書類としても活用できる「修了証明書」を発行します。
産学連携で取り組む
「リケジョ応援プログラム」
文理選択が定まっていない女子中高生を対象に、理系学問のやりがいや面白さなどを紹介するのが「進路選択応援プログラム」です。理系学部卒業の先輩が企業でどのように働いているのか、日本精工株式会社および日産自動車株式会社の女性研究者から、技術者の仕事内容や日常の生活などについてお話しいただきました。また、女子生徒と女性技術者との座談会では質疑応答と意見交換が行われ、参加した女子生徒は大きな刺激を受けていました。東京都市大学では様々なプロジェクトを通して理系学部に進学する女子生徒をサポートしています。
ダイバーシティ推進の取り組み
東京都市大学では、国籍や民族、文化や宗教を超えた理解はもちろん、性的少数者に代表されるマイノリティーへの配慮やハンディキャップを持つ方が不自由なく過ごせるキャンパス環境の整備や真に女性が活躍できる体制を作っていくことなど、誰もが等しく学び、成長し、高めあうことができる大学を目指し、教職員と学生が一体となって取り組んでいます。