2024年度 新学年スタート号
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リケジョのための理工系学問が学べる大学特集 東京理科大学 (東京都)

「TUS VISION 150」で創立150周年の姿を描く
多面的に科学・技術と社会の発展を担う

真の力を養う「実力主義」

 東京理科大学を象徴する言葉のひとつに、1881年の建学以来脈々と引き継がれ現在に至る「実力主義」があります。そもそも、実力主義とは、「縁故、財力、生い立ちや経歴、年齢に関係なく、その人物がもつ意欲や能力(実力)こそが一番大切である」という考え方に基づきます。本学の使命は、“社会に貢献する実力”のある人間を育てることです。さらに時代の変化も踏まえ、今本学で育むべき“未来を拓く実力”は、「高い志とノブレスオブリージュの精神」「高い専門性と科学的思考力」「独創性と進取の気性」「共創力」の精神と能力です。
 東京理科大学は、より一層の教育の充実を図り、社会に貢献し未来を切り拓く人材を育成し続けます。

全学部横断 データサイエンス教育プログラム

 近年の大きな流れとして、ビッグデータから価値ある情報を引き出し、様々な意思決定の局面において、データに基づいて合理的な判断を行うことで有益な洞察を導き出す学問「データサイエンス」に大きな期待が寄せられています。そのような社会的なニーズを背景に、本学では2019年度より、データサイエンスの知識・技術が修得できるデータサイエンス教育プログラムを実施しています。
 このプログラムは、理学系・工学系・数学系・薬学系・経営学系など幅広い研究領域を持つ本学の特長を活かし、在籍するキャンパス、学部学科・研究科専攻を問わず、数学系、情報系等のデータサイエンスに関する科目が履修できる「学部横断型プログラム」です。東京理科大学ではどの学部に入学しても、データサイエンティストとしての知識や思考力を身につけることができます。

宇宙が地球を教えてくれる

スペースシステム創造研究センターの取り組み 同センターの教育ユニットでは、国際的に活躍できる次世代宇宙科学技術者の人的基盤の裾野拡大と構築をめざしています。向井千秋特任副学長(日本人初の女性宇宙飛行士)をはじめ、本学の宇宙関連研究者である教員による講義・実習、宇宙関連機関・企業との連携による施設見学や体験、最先端宇宙科学技術や宇宙開発事情の研究・開発を担う現役研究者・技術者による講演会と交流会など、最先端の研究現場に触れることができます。