基礎理学を基盤に、広い視野で
環境問題を見渡す事のできる人材へ
地学、物理、化学、生物の基礎を習得
環境に関する工学・科学の礎にする
環境問題を根本から解決するためには、地学、物理、化学、生物の基礎理学の知識が必要不可欠です。東邦大学 理学部 生命圏環境科学科では、これら4つの基礎理学を個々に習得する科目を用意。高校で4つの基礎理学すべてが学べなかった新入生でも、それぞれを一から学べるカリキュラムを構築しています。基礎理学の知識を基盤とした上で、「机上の学問」にとどまらぬよう、環境工学、人間科学などの統合的な考え方を身につけていきます。
自身が深めたい環境学も英語力も「実践しながら学ぶ」
「学んでから実践する」のではなく、科学実験や野外実習、自治体・企業との協働、世界最先端の研究現場とのネットワークの活用など、「実践しながら学ぶ」ことを学びのモットーとして、理論と実践のバランスを重視しています。それを実現するのが、1学年定員60人(専任教員12名)の少人数制。3年次には、環境を化学的に分析する「環境化学コース」、生命系と人のつながりを考える「環境生態学コース」、惑星としての地球環境を考える「地球科学コース」、人間社会の持続的発展から環境を考える「環境管理・創成科学コース」に分かれ、より深い研究へと進んでいきます。
また、環境問題を扱う人材となるためには、様々な利害や立場、あるいは価値観を越えたコミュニケーションを基として、調整や交渉にも力を発揮できる高度なコミュニケーション能力が求められます。そこで、本学科では日本語・英語双方でのオーラルコミュニケーションはもとより、文書によるコミュニケーションや非言語コミュニケーションなどについても学修。これら英語の修得を継続的にサポートするため、4年間で最大8回のTOEIC-IP試験を無料で受験できる機会を設けています。
本学科では、基礎理学を核として実践力とコミュニケーション能力を培い、広い視野で環境問題を見渡す事のできる、いわば“CoolHead, butWarmHeart!”な人材を育成します。
リケジョを謳歌する先輩たちの声
- 医薬品類による水環境汚染問題に興味があり、電気分解や光触媒を用いて効率的に医薬品類を無害化する技術を研究しています。(環境化学コース)
- 地震被害を減らしたいと思ったことがきっかけで、地震発生前に地下では何が起きているのかを明らかにする研究をしています。(地球科学コース)
- 「洋上風力発電」に興味を持ち、利害が違うステークホルダー間の対立を解決するための方法を検討しています。(環境管理・創成科学コース)