2023年度 大学受験 いざ、挑戦
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学長からのメッセージ 高崎健康福祉大学 (群馬県)

学びを深める「よそ見」で、
Well-being社会をリード

石田 朋靖学長

1955年生まれ。1983年に東京大学農学系研究科博士課程修了。熱帯林伐採によるCO2収支変化など地球環境に関する研究に携わる。宇都宮大学で農学部長、学長などを歴任し、2021年に高崎健康福祉大学副学長として赴任。2022年より同大学学長。

心身と社会の健康を支える

 自分にとって一番大切なものを問われたとき、多くの人は「健康」と答えるようです。心身や社会の健康がベースとなって幸福や満足を感じられる社会は「Well-being社会」と呼ばれ、国連が世界の人々すべての持続的な幸せを願って推進するSDGs(持続可能な開発目標)につながるものとして注目を集めています。
 本学はWell-being社会を支える幅広い分野を網羅した、専門性の強い健康福祉系の総合大学です。心身の健康を支えるのに欠かせない医療、薬学、栄養、食と農、そして社会の健康を支える福祉やこどもの教育などを学んだ学生たちが、Well-being社会をリードする人材として巣立っています。

学びを深める「よそ見」

 こうした人材には、深い専門知識を持ちながらも、他の分野も理解し目を向ける視野の広さが求められます。例えば近年の医療現場ではさまざまな専門職の人材が連携して患者にあたるチーム医療が重視されているように、どんな専門職であっても幅広い分野への理解が求められています。大学時代に視野を広げて勉強する習慣をつけておけば、将来、別の専門知識が必要になったときに学びの起点となるでしょう。
 そんなことから、専門性の強い本学では、それを深めることは当然のことですが、総合大学ならではの「よそ見」も重視しています。「看護に関連する食農教育はどうなっているのか」など、気になった領域を横断しながら学びを深めるのです。取り組みのひとつが全学科の内容に触れる教養科目で、1年生の必修科目となります。各学科が取り組む教育や研究事例、本学の精神である「自利利他」(他人の喜びを自分の喜びとする)の実践例を紹介することで、本学が提供する健康福祉系の専門分野全体を、横串を通すイメージで理解してもらいます。その中で、自分の専門性を確かめながら他分野の理解を深めてもらうのが狙いです。
 さらにドイツ語やフランス語といった第二外国語の授業も「よそ見」の入り口になるように位置づけていこうと思います。相手の生まれ育った社会の姿や文化を理解し尊重することが多文化共生社会で活躍する上でのベースですから、言葉そのものではなく言葉を通じて異文化を知り興味を抱くきっかけづくりにしたいと思っています。

人生の母校として

 世界全体が大きな変化の中にある現代では、明日がどうなるか不透明だし、卒業後には他分野も含めた学び直しが必要となる時が来るはずです。だからこそ大学時代にはあらゆることに興味を持ち、新しいことを知り、考え、学ぶことの楽しさを知ってほしい。そして卒業後も楽しみながら学び続けられる社会人になって欲しいと思います。
 本学では、こうした深く幅広い学びやさまざまな悩みをサポートするため、学生数名に対してひとりの教員をアドバイザーとして配置し、一人ひとりに寄り添う手厚い教育を行っています。その結果は、全国レベルで見て極めて高い各種の国家試験合格率や、地域から信頼・評価される人材の輩出につながっています。そうしたサポートは在学中だけではありません。卒業後もさらなる学びや悩みの相談をするために気楽に戻ってこられるアットホームな雰囲気は本学の特徴ですし、そんな時にもあなたを家族のように親身に支えてくれる教職員は私たちの大学の自慢です。生涯あなたを支え続ける本学を、人生の母校として選んでみませんか。

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出願方法はすべてWeb出願です。詳しくは「令和5年度 学生募集要項」をご確認ください。