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大学の情報入手に役立ったものは?
2021年も、オープンキャンパスの参加機会の減少から、大学情報を得る機会が少ない状況が続きました。テレメール全国一斉進学調査では、近年さまざまな手段がとられるようになった大学発信の情報について、「大学の情報を集める上で役に立ったものはどれですか」という質問項目で、アンケートを取得しています。
大学パンフやオープンキャンパス、公式サイトを除いた結果では、「YouTube」が33.8%と最も多く、次いで「LINE、Twitter、InstagramなどのSNS(26.7%)」となっています。新型コロナウイルスの拡大に伴い、Webオープンキャンパスなどで「動画」を活用した情報発信が増えたこともあり、好きな時間に何度でも視聴できる動画から大学情報を集める受験生も多くいます。また、ほかの項目も見ていくと、進学説明会や個別相談会は、来場型よりもオンラインでの実施分のほうが高い評価を得ている傾向が見受けられます。オンラインは遠方でも参加しやすく、交通費や移動時間の関係でオープンキャンパスに参加できなかった大学の情報収集も簡単にできる点がメリット。今年は、Webとリアルを上手に活用して情報収集を行う受験生が、さらに増えると考えられます。大学の公式サイトなどで、それぞれの大学がどのようなイベントを実施するか、細目に情報収集しておきましょう。
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Webイベントで大学や学部で学べる内容を調べよう
昨年、Webオープンキャンパスに参加して良かった点として、「大学や学部の内容がよくわかった(41.3%)」「大学の雰囲気が十分伝わった(35.4%)」などを多くの受験生が挙げています。参加するプログラムの内容によっては、Webでも十分に情報を得ることができます。「リアルタイムなのか」「動画配信なのか」や、「質問はできるか」などもチェックしておきましょう。
また、国公私立大学 合同進学オンラインイベント「夢ナビライブ」なら、全国の5大学教授の研究内容を紹介した30分の「講義ライブ」動画から大学で学べる学問を知ることができます。講義ライブを実施した大学教授とは、開催当日にZoomを用いた「質問対応・研究室訪問」に参加することで、リアルタイムで質問もできます。実施先生はなんと550先生以上を予定。さらに多数の大学が「オンラインセミナー」を実施するので、効率よく大学や学問について情報収集ができます。高校生・受験生の皆さんが興味・関心ごとから進路研究を進められるプログラムが満載なので、ぜひ参加してみてください。