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国際・グローバルに強い大学特集 国際基督教大学(ICU)

平和と相互理解の実現のため
世界に開かれた大学

世界基準のリベラルアーツ教育

 国際基督教大学(ICU)は、日本初の4年制リベラルアーツ・カレッジとして大学全体でリベラルアーツ教育を実践しています。1つの専門科目だけを学ぶのではなく、自然科学を含む学問分野の垣根を越えた幅広い学びを可能にする「リベラルアーツ教育」、日英両言語で学ぶ「日英バイリンガリズム」、学生が受け身ではなく自律的に学べる「少人数・対話型教育」を特徴とする大学です。

1つの学部に31のメジャー(専修分野)
自らの学びをデザインする

 1学部1学科制の利点の1つは、入学後に専門分野を決められることです。一般的には受験段階で学部を選択する必要がありますが、その時点で専門分野を選択するのは難しいのではないでしょうか。ICUに入学する学生は全員「教養学部アーツ・サイエンス学科」に入学し、入学後に、文理合わせて31のメジャー(専修分野)から関心のある分野の授業を履修したうえで、自分が深い学びを追究したいと思うメジャーを決めることができます。
 31のメジャーには、法学、物理学、心理学などの伝統的な学問分野と、平和研究、環境研究、アメリカ研究などの問題解決型や地域研究型があります。また、1つのメジャーを修める「シングルメジャー」、2つのメジャーを同等に履修する「ダブルメジャー」、2つのメジャーの比率を変えて履修する「メジャー、マイナー」といったように3通りのメジャー選択方法から選べます。
 自らが選択したメジャーを軸に興味・関心に応じて、4年間を通して全てのメジャーから関連する授業を組み合わせて自由にカリキュラムをデザインできます。ICUでは、カリキュラムは学生が自分で考えて組み立てるので、学生の数だけ存在します。自律的に多角的視点で専門を深められるのがリベラルアーツの大きな特長です。現代社会の課題に物事を総合して俯瞰する力を身に付けることができるのです。

日英バイリンガリズムを支える
リベラルアーツ英語プログラム(ELA)

 ICUでは日英バイリンガルによる学びを徹底しています。主に日本語を母語とする学生は全員、専門分野を英語で学ぶための英語力をリベラルアーツ英語プログラム(ELA)で培います。学生たちは英語力を向上させると同時に、ICUで効果的に学ぶための思考力とスキルを養います。英語で文献を読み、議論し、小論文を書くといった学術活動に取り組むなかで、創造的、批判的、主体的に考える力を身につけていきます。授業は1クラス約20人の少人数制で、学生同士、教員との活発なディスカッションが中心です。授業外でも、論理的なレポートの記述方法など学生一人ひとりの学びにあわせた個別指導を行っています。刺激的な学習環境のなかで行う、リベラルアーツへの重要な導入教育といえます。

高校生・受験生へのメッセージ

ICUは人種や国籍、宗教を問わず世界中から学生を受け入れています。学生の国籍は50カ国/地域以上、帰国生も多数在籍しており、教員の約40%は外国籍です。世界中の人々が集う学内の公用語は日本語と英語。全ての学生が2言語で学びます。留学生も居住するキャンパスの寮には、全学生の1/3にあたる900名の学生が共に生活しています。