2026年度 新学年スタート号
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農学が学べる大学特集 筑波大学
生物資源学類
(茨城県)

人と環境が調和する社会をめざし、
地球の未来を担う人材を育成

生物資源学類の特徴と充実した入学前教育

 筑波大学 生物資源学類では、人類の生存、安全で豊かな生活の基本である生物資源に関する総合的な知識を有し、地域的かつ地球的視野をもって、わが国及び世界の食料の確保、環境と調和した生物資源の開発・保全と持続的利用に貢献できる人材養成を教育目標としています。動植物や微生物の深い理解に基づき、食料・医薬品などの生産や地域社会の持続的発展など、生物資源の有効利用と保全に関する応用研究を重視。学問分野に対応した4コースで、最先端の知識や技術を習得できる専門科目、緑豊かで広大なキャンパスで自然と向き合う実験・実習科目など、自然科学から社会科学に至る多岐にわたる学問が学べます。また、国際的視野を養う講義も豊富で、国内外におけるインターンシップ科目も設けています。学内では英語で授業を行う「生命環境学際プログラム」の科目も受講できる他、ボルドー大学などの海外大学との単位互換可能な留学制度も設けています。さらに、主に推薦入試合格者の希望者を対象として、高校から大学への学習観・学習法のアップデートを目的とした「基礎学力自己診断と結果に対する助言」などに関する独自の入学前教育プログラムを長年にわたり提供。
 本学類では、専門性だけではなく、問題解決能力、国際性及び社会貢献意欲などを身につけた実践的な人材に成長できる環境を用意しています。

生物資源学の最前線に立つ4つのコース

農林生物学コース 生物のしくみを解明し、食と環境の未来に貢献する
 生物学および生命科学を基礎として、生物資源とそれを取り巻く環境と資源の多様性を究明。食料の持続的生産や生産環境と生態系の持続的保全管理と利活用に役立つ人材を育成します。
応用生命化学コース バイオの力で地球と人類の課題に挑む
 4つのサブコースで構成され、化学および生命科学を基礎として生物の機能を究明。医療・食品などの分野で活躍する人材を育成します。
環境工学コース 快適な暮らしと環境が調和する未来をデザインする
 工学的な視点から食料や環境問題を解決。山・水・農地の利用と管理、環境の保全・修復など、多様な問題に取り組む人材を育成します。
社会経済学コース 経済活動から資源利用と環境保全を考える
 農業経済学と林業経済学で構成され、国際協力についても考究。農地や森林の管理や、食料・林産物の生産・流通・消費とそれらを担う人材を育成します。