2026年度 新学年スタート号
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農学が学べる大学特集 高知大学
農林海洋科学部
(高知県)

食、生命、環境、健康…
多彩なテーマをもとに
豊かな未来を実現する人材を育成!

興味や希望の進路にあわせて選べるカリキュラム

 食料、資源、エネルギー、環境などの問題解決の鍵として注目されるバイオテクノロジー。高知大学 農林海洋科学部が有する5コースの一つ「農芸化学コース」では、化学を中心とした専門知識と技能の学びを通じて、豊かな未来の実現を目指します。まず1、2年次には様々なフィールドワークや基礎的な実験を体験しながら、生物・化学の基礎やデジタル技術の活用に必要な知識を身につけます。そして3、4年次には多彩な専門科目やさらに発展した実験・実習、より高度なデータサイエンス科目などの学び、卒業論文研究を通じ、企業や、研究機関など現場で活かせる知識とスキルを修得します。4年間で学び進めるカリキュラムは、例えば「微生物を知ることで、食がより面白くなる」履修モデルや、「化学実験を学んで、未来のコスメを創るプロになる」履修モデルなどをもとに、興味や進路に適した授業科目を自分で選択できます。
 「高知だからできる」研究活動を行う本コースでは、最新の実験機器を使用し、たくさんの個性豊かな教員たちと世界に貢献する先端的な研究に挑戦することができます。

環境問題の解決、地域産業に貢献!
無限大の可能性をもつ研究分野

「納豆から生まれたプラスチック」!?
 私たちの暮らしに欠かせないプラスチックですが、近年「マイクロプラスチックの海洋流出による生態系への影響」が懸念されています。この問題解決のために注目したのが、納豆のネバネバ。ネバネバ成分をもとに水に濡れても溶けない、かつ微生物が分解できるプラスチックを開発しました。また、この素材の更なる活用を目指して2023年には、高知大学発のベンチャー企業「PlastiFarm」を創業し、大きな期待を集めています。
地域食材の機能性を探り、食品の価値を高める
 日本の西南暖地に位置する高知県では、その環境を活かした食材が多く生産されています。食材の成分や味、香りなどを分析することが産業や地域の活性化につながることを、皆さんは知っていますか?農芸化学コースでは、食品の機能性の分析研究に日々取り組んでおり、これまでに、収穫時期による味の変化を詳しく調べた「四万十町産のショウガ」や生活習慣病や感染症の予防効果を見出した「大豊町の碁石茶」など、高知県の地域食材の高付加価値化を実現しました。商材開発やマーケティングなど、幅広い領域に広がる、魅力的な研究です。