地域社会のリーダー教育を展開する政経学部に安全・安心な社会構築を専門的に学ぶ新学科が誕生します。
近年の社会情勢では、災害や事故・事件の多発、感染症の流行、治安の悪化など、社会、地域の安全・安心を脅かす懸念が増大し、未然防止対策を講じることのできる防犯・防災の専門家がますます求められています。
これまで拓殖大学の政経学部では、課題解決能力と専門知識を身に付けた地域社会のリーダーとなりうる人材の育成を展開してきました。そしてこの度、安全・安心をさらに高めるための仕組みや基準を専門的に学ぶ「社会安全学科」が八王子国際キャンパスに誕生します。
「社会安全学科」では、社会安全と深くかかわる警察法や消防法を含む法律学全般、また社会を正しく見る目と力を養うための政治学や行政学など、幅広い知識を身につけます。その上で地域コミュニティや地方、国、地球規模など、多角的な視点から社会安全上の課題を発見し、解決へと導く実践力、社会安全上の諸問題を分析する能力、社会安全分野の専門知識と技能を修得します。
■目指せる資格 防犯設備士/防災検定1級/ITパスポート/柔道初段(2段以上も可能)
■学びのポイント
01. 社会安全上の課題を発見し、解決へと導く実践力の育成
安全・安心な暮らしと社会を実現するためには、さまざまな視点からの考察や取り組みが必要不可欠です。地域コミュニティー、地方、国、地球規模などの多角的な視点から社会安全上の課題を発見し、問題解決能力を修得します。
02. 法律学や政治学の幅広い知識と社会安全上の諸問題を分析する能力の育成
社会安全と深くかかわる警察法や消防法を含む法律学全般、社会を正しく見る目と力を養うための政治学や行政学など、幅広い知識を修得し、社会安全上の課題を理論的に分析する能力を養います。
03. 社会安全分野の専門知識や技能の育成
必修科目の社会安全論をはじめ、キャリアデザイン科目の講座「守る力」(防犯・防災・防衛)、さらに自由科目の「武道演習」などの履修により、各自の卒業後の希望進路に対応した専門知識と技能を修得します。