事例紹介 熊本大学理学部
実はどんな職業にも就くことができる
柔軟性のある学部です
何を専門に学びたいかは
2年間かけて決められます
熊本大学理学部には国内でも非常に特徴的な制度が二つあります。一つは、専門的な事を学んでいくコース選択が３年次からであるという点です。１～2年生の間は数学と理科の基礎的かつ幅広い分野を学び、その間にチューターと相談しながら数学、物理学、化学、地球環境科学、生物学の5つのコースから一つを選ぶことが可能です。もう一つは、熊本大学理学部では必ず自分が望んだコースに進むことができるという点です。定員による不本意な学科やコースへの振り分けはなく、自らが望んだコースで専門分野を極めることができます。入学時には、まだまだ自分が何を学びたいのか、どういう道に進みたいのか即断できない学生は多いと思います。熊本大学理学部でなら、しっかり2年間学ぶ中で自分の専門を自分で決めることができます。
熊本大学理学部では「答えのないもの」の答えをじっくりと探し求めることを重要視しています。そこで学ぶ学生も、自身の進む道についてじっくり考え、選んでいくことが可能なのです。
多様な就職分野
理学部卒業生の就職先というと、なかなかイメージしづらいかもしれません。これは、卒業後にあらゆる分野で活躍できるため、「これにしかなれない」という枠がない事の現れなのです。
具体的に熊本大学理学部の昨年度卒業生の就職分野の一例を以下に列挙します。昨年度のみに絞っても幅広い分野への就職が見て取れます（学部案内に詳細が記載されています）。
- 各種公立研究センター技術職員、国や県市町村職員、自衛隊員、警察官などの公務員。
- 食料品・飲料関係などのメーカー。化学工業・医薬品・石油関連会社。電子部品・デバイス・電子回路・機械器具製造業社。
その他多くの製造・開発会社。 - 情報通信・運輸業、製造・小売業。各種金融機関や保険会社。不動産取引、賃貸・管理会社。
- 環境分析や技術コンサルタントなどの専門技術サービス会社、教員・学習支援業社。医療・福祉系の各種企業。
この他、様々な資源系の会社にも就職しています。熊本大学理学部では、どういう職種を選ぶのかも自分で選択が可能です。