工学GIRLSは未来のリケジョの
プロデュースのためなら
どこまでも行きます!
子どもに理科の魅力を伝えつながっていく
本学理工学部には、10年以上前から活発に活動している女子学生のグループがあります。その名は「工学GIRLS」!結成当初の目的は、多くの女子が安心して入学できるようにすること、入学後も女子学生が過ごしやすい環境に改善することなどでした。そのための活動はずっと継続していて、オープンキャンパスで女子高校生を対象とした進学相談会を開いたり、メンバーの出身高校等を訪問して高校生と懇談したりしています。それに加え、最近特に増えているのが、小学生を主な対象としたサイエンス教室・サイエンスショーなどのイベントです。2024年度には30回近くも実施しました。
子どもたちに理科の魅力を伝えることは、将来理系を選択してもらうのにとても役立つと考えています。そして逆に教えることがGIRLSメンバー自身のサイエンスリテラシーやコミュニケーション能力の向上にも大きく寄与しているようです。そのため本学部では活動に必要な費用ばかりではなく、人的なサポートも手厚く行っています。最近は民間企業とのコラボイベントも実現しました。依頼を受けた自治体などからも大変好評で、繰り返し依頼されることも多くなっています。それらは新聞・テレビなどのマスコミでも大きく取り上げられ、「工学GIRLSがあるから」「夢ナビで見たから」と本学部を志望してメンバーになった女子学生もいます。
岩手を飛び出し、世界にもチャレンジ!?
最近では多くの岩手県内での活動の他に、県外での活動も増えてきています。2023年には九州・壱岐で2回のサイエンス教室を実施し、国際会議での発表(もちろん英語で!)を行ったりもしました。そして2025年度には東京にある展示施設でのイベントに参画することがほぼ決まっています。さらにタイ・バンコクで開催予定の国際会議に参加し、初の海外でのサイエンス教室・サイエンスショーを行うことも計画しています。このように岩手大学理工学部から生まれた学生有志のグループは、地域に根ざしながら、活躍の場を大きく拡げるまでに成長しています。 学生の本分の学業も大事にしつつ、それ以外のことでも自らを高め、子どもの啓発や社会へ貢献することも大いに学んでいる、そんな工学GIRLSのメンバーにあなたもなって、一緒に学問を実社会で活かしてみませんか。

