2024年度 大学受験 いざ、挑戦
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データサイエンスに強い大学特集 和歌山大学
社会インフォマティクス学環 2023年4月開設

DX人材育成のための
「未来を切り拓く、創る」教育課程

社会インフォマティクス学環は、経済学部、システム工学部、観光学部、および、データ・インテリジェンス教育研究部門の4つの学内組織が連携して生まれた教育課程です。時代を見据えたこの学環について紹介します。

データで社会を読み解き、
自治体や企業の現場で実践する力を養う

 社会インフォマティクス学環は、経済学・観光学を中心とした社会科学とデータサイエンスや情報学を中心とした工学を連携づけて学ぶ文理融合型の教育課程です。学部・部門それぞれの教育研究ノウハウを提供しあって、「未来を切り拓く、創る」を目標に人材の育成を図ります。
 経済、産業、文化などの社会へ変革をもたらす情報技術による分析と把握をめざしています。そのための実践的な教育目標を掲げ
自治体や企業の有する実データを活用した教育
自治体や企業等と連携し社会における課題解決のための教育
を実施していきます。

(くさび)を打って知識をつなぎ
知識と技術をゆるぎないものへ

 はじめに情報処理・データサイエンス系の基盤となる科目を履修し、社会科学系の科目を加えて課題解決のための理論と背景を理解して、技術を社会実装できるように知識を強固にしていきます。そこから新たな技術を探求し、より高度な社会問題解決のための経済学・経営学・観光学を学びます。その過程で社会の第一線で活躍する者の講義、産官学連携による実践的な演習も学び、現場力を鍛えていきます。

学びのTopic
企業や自治体と連携した学び

理論と実践を融合した学びを提供しています。令和5年度においては、演習プログラムの1つとして、クオリティソフト株式会社(於:和歌山県白浜町)において研修を実施しました。研修では、クオリティソフト株式会社や白浜町のDXの取り組みについて学習するとともに、同社従業員や白浜町の関係者との交流も深めました。