工学に文系の知恵を組み合わせ、社会と共に
未来を創る共創工学部(仮称)がスタート!
理系も文系も活躍の機会がある共創工学部(仮称)
工学はモノを作ることですが、技術・家庭や工作ではありません。世の中の困りごとに対して、数学や理科の知識を使って、モノを作り、課題を解決し、社会を改善していくことです。そのために、社会の知識(社会科学)が必要なことは言うまでもありません。
また、工学は新しい文化を創り出し、社会を変えていく力があります。それには、文系の学問(人文学、社会科学)が必要なことも言うまでもありません。
共創工学部(仮称)には、理系はもちろん、文系を志す受験生にも活躍のチャンスがたくさんあるのです。
社会の「困った」を改善し、
新しい発想の技術を創り出す
多くの技術のお陰で私たちの生活は改善され社会が発展してきました。しかし、一部の人々には使いにくい技術、社会や環境に良くない影響を与える技術もあります。これらは速やかに改善する必要があります。
また、車の自動運転やドローンなど、複数の技術をサービスと組み合わせた製品が世界中で続々と生まれています。これからは、技術分野を協働させるような新しいアイデアの発想が必要で、全ての人を包み込み、環境に優しい新発想の技術が求められています。しかし、そのような技術の作り方は誰も知りません。人間環境工学科(仮称) では、これらの点を乗り越えて、新しい工学を志向しています。
人間環境工学科(仮称)では、環境や社会から困りごとを見出す力(発見力)、解決のための新しいアイデアを興す力(発想力)、そのアイデアを具体的なかたちにする力(デザイン力)、創り上げた解決方法を実際に社会に当てはめ、効果を調べ、必要な修正を行うという社会と対話する力(対話力)を磨くことができます。
人の思考・表現・行動・文化を
データ化して解析し、
新たな文化創造に挑む
文化情報工学は、人文知にデータサイエンスと工学を協働させることにより生み出される、人間の文化を尊重し、新たな文化の創造に挑む、新しいタイプの工学です。
文化情報工学科(仮称)では、情報・工学技術を用いて、文学、言語、芸術、思想、歴史、地理などに関する多種多様な情報をデジタル化し、コンピュータを使って解析し、データやその結果を可視化する技法を学びます。人文知とそれらの技術や工学的発想を協働させて、人間の文化と社会に関わる課題を見出す力(発見力)、新たな文化や価値を考案し(発想力)、それを作品や表現として具体的なかたちにする力(デザイン力)、文化のイノベーションのために、様々な人々との対話を通して社会での実践を図る力(対話力)を磨くことができます。
身につけた知識や技術は、出版、教育、博物館、芸術活動等の文化産業のみならず、データサイエンスの技法を生かしてコンサルティングやシステムエンジニア、社会との対話や新たな価値の創造を通じて製造業、流通や金融等のサービス業でも存分に活かすことができます。
※掲載内容は予定であり、変更の可能性があります。