人と社会の課題を解決へと導く、
時代が求める工学部が誕生。
人と社会の課題を解決するための
最新テクノロジーを学ぶ工学部が誕生
利便性ばかりを追究する時代が変わり始め、今強く求められているのは、人の課題解決に貢献する工学です。日本福祉大学は1995年の半田キャンパス開設時からその重要性に気づいて社会の課題を広く見渡し、高度なテクノロジーによる解決に尽力してきました。蓄積した研究力を土台に、本学は2025年4月、時代が求める「工学部」を新たに設置します。
人と社会を見つめ、テクノロジーで人のしあわせ(Well-being)を支えるために、工学の専門性を集結して課題解決に挑みます。
情報工学と建築学を未来のステージへと導く学び
工学部では情報工学と建築学の2専修を両輪として、時代の変化を先取りするITエンジニアやアーキテクトを育てます。
情報工学専修では、人工知能やネットワークなどを入学直後から体系的に学びます。さまざまな情報工学の領域に加えて、障害のある人の暮らしや活動を支援する技術「アシスティブテクノロジー領域」を学べるのは、本学だからこそ。他学部や企業との共同研究などの実践的な学びで情報工学の応用先の幅広さを知り、新たな課題解決方法を生み出す力を育みます。
建築学専修では、計画・設計・デザイン・福祉住環境などを学ぶ建築デザインコースと自然と共生した住環境の創造をめざす環境建築コースで専門性を養います。第一線の教員の指導で設計技術を段階的に養うとともに、医学、福祉、防災等の科目で視野を広げます。近年注目される高層木造建築やロボットと共存する住環境なども学べ、卒業時には全員が二級建築士試験受験資格を取得します。
さらに、情報工学専修と建築学専修の視点を融合して課題解決を実践する、全国初の新科目「AI建築」も開講、工学の新たな可能性を切り拓きます。
情報工学と建築学の視点が融合した「AI建築」
専修合同での学びとなる「AI建築」は、膨大な学習データに基づいて新たな提案を行うAI技術と建築設計技術を融合させた、今までになかった科目です。
1年次の「AI建築入門」では、AI・データサイエンス・建築・統計などを専門とする教員のリレー講義で基礎的な手法を習得。3年次の「AI建築演習」では、両分野の専門知識を活かし、企業や自治体とも連携しながら、情報と建築の融合領域における具体的な課題解決に取り組みます。