地域社会の
課題の発見と解決を学ぶ
地域をフィールドに、自ら課題を発見し
解決する力を育成
AIやIOT等の進化により変化のスピードが早く、先行きの見えないこれからの社会では、前例にとらわれず自ら課題を発見し、解決できる能力が求められます。地域の課題を地域の方とともに見つけ解決策を考えることで、そうした力を育む教育を行っています。
長野大学には、一人ひとりに合った学びを自由に実践し、成長できる環境が学内・学外に整っています。大学が所在する長野県上田市の自然環境や歴史的遺産をはじめ、文化・産業・観光・まちづくりなど、授業や研究活動、ボランティア活動まで、数多くの学びを得る経験ができます。地域の文化や人、企業などと接し、考え、行動することで、地域社会に貢献できる人材へと成長できます。
■3学部の学び
社会福祉学部は、幅広い福祉の問題に対応するために、「社会福祉」「心理」「発達・教育」の3つの分野があります。地域共生社会の実現をめざし、豊富な体験型学習により多様な福祉課題と向き合います。
環境ツーリズム学部は、「環境」「観光」「地域づくり」の3つの分野があります。この3分野から持続可能な地域づくりを学べる全国でも数少ないユニークな学部です。
企業情報学部では、将来めざす職業を見据え、「経営」「情報」「デザイン」の3つの分野を学びます。実際のビジネスを想定したテーマを設定し、答えのない課題の解決にチームで取り組む「プロジェクト型学習」という独自の学習システムを取り入れ、課題を発見し解決する能力を身につけます。
地域社会の求める人材を育成する
新たな地域連携教育「SPARC」
Society5.0を支える人材育成や地域社会が求める人材の養成、産学連携の推進等と、これらに伴う諸課題を解決するために、国は「地域活性化人材育成事業」(通称SPARC)を立ち上げました。
信州大学・長野大学・佐久大学の3大学は2023年度にSPARC採択校になり、現在、長野県版SPARCを「ShinXia」の名称で地域と連携した教育プログラムを展開しています。地域連携プラットホームのもと、文理横断・融合型のSTEAM教育、地域学、起業家精神養成等にかかる科目群を準備しています。これらのプログラムを通じて、ShinXiaは「地域の問題を自ら解決し、未来を選択する人材」育成をめざしていきます。
なお、長野大学では数理的思考を養うことも含め、ShinXia(SPARC)科目の充実をさせていく方針です。