2023年4月、神奈川大学は理学部・工学部の改組を行い、化学生命学部・情報学部を新設します(設置届出中)。理工系学部を横浜キャンパスに集結させ、世界トップレベルの研究・教育環境の実現をめざします。学科の垣根を超えた分野横断型の教育プログラムを導入。他学部の講義も受講でき、学びの幅を拡げられます。
卓越した研究成果も本学理工系学部の特徴です。例えば本学の特許技術「三相乳化」は、従来の界面活性剤の代わりに、柔らかい親水性ナノ粒子の物理的作用力を利用した、環境や健康にやさしい画期的な乳化技術です。この特許技術を採用した製品化数は、虫よけ剤や日焼け止め乳液など、なんと300以上。特に大学発の化粧品「PROUD BLUE」が注目されています。そのほか、ハイブリッドロケット飛翔実験は2021年9月に日本新記録高度に到達し、宇宙エレベーターは世界最速の時速を達成するなど、国内や世界記録を誇る研究を有しています。こうした幅広い研究テーマから、やりたいことを見つけることができます。
理工系の学びは研究室での研究活動が中心。3~4年次にかけて研究室に所属し、担当教授のもとで、チームや個人での研究に取り組みます。課題の設定や実験検証は、理工系を選択した学びにおいての醍醐味であるとともに、将来に直結する、こだわるべき点の一つです。そのため、充実した施設や設備で最先端の技術について学修ができるかどうかは、とても重要なポイントです。
神奈川大学では充実した最先端の機器・設備を用意しています。さまざまな工作機械を揃えた日本有数の機械工作センターをはじめ、耐震実験も可能な建築構造実験室、イオン注入装置から走査型トンネル電子顕微鏡まで、実験設備が非常に充実しており、最先端の実験が可能です。ハイブリッドロケットや宇宙エレベーターの部品も学内で加工でき、高度な実験ができる環境で学びのスケールも広がります。
総合大学の神奈川大学で学ぶメリットとして、文系も含めた全学部共通の「共通教養科目」を設置しています。幅広い教養と外国語学修をはじめとするコミュニケーション能力を養います。留学制度も整っており、43カ国、約200の協定校と交流を行っています。技術者や研究者として、将来的にグローバル社会で活躍する準備ができます。
熱意あふれる指導と親身なサポートで、授業や演習・実習を通した確かな基礎力と技術を修得。世界水準の研究を間近で学びながら、より高度な研究に取り組み、実践力と応用力を身につけられます。そんな学びの環境を用意して、あなたをお待ちしています。