複雑化するグローバル社会において、産業構造やテクノロジーの急激な変化に対応し、新たな未来を創出するグローバル人材が求められています。こうした時代の要請に応え、本学では2024年4月に「国際共創学部（仮称）」の開設を予定しています（設置認可申請中）。
　本学では「国際共創」を、「グローバルな視点で社会や経済を見据え、多文化への理解にもとづき、人々と未来を共に創り出していくこと」と定めました。現代の複雑化・多様化する社会・経済課題の解決に貢献するためには、グローバルな視点で社会や経済を見据え、ローカルな視点も合わせ持って、多面的に見て考える必要があります。また、個人や特定の集団の能力だけで課題に対応することは困難であり、人々が互いを理解し、強みを組み合わせることによって、新たな価値を創出することができます。このような能力をもつグローバル人材の育成することを目的として国際共創学部の設置認可を申請しました。

　本学部の特色として、次の5つが挙げられます。
①国際的で幅広い「社会・文化」「経済・経営」に関する知識の修得
語学教育と国際的な社会・文化に関する教育に、本学が培ってきた強みである経済・経営に関する教育（実学）を融合し、グローバルな視点で実際の社会に貢献できる知識・能力を修得します。
②語学力を養う英語教育の実施
英語４技能（読む・書く・聞く・話す）を磨き、社会・経済の講義などの専門領域を英語で理解する力を養います。
③地域・社会課題解決のための理論と技能の修得
「グローバル文化領域」「国際社会領域」「政策デザイン領域」「社会創造領域」の4つの領域から学ぶことで、グローバル化した地域・社会の課題解決のための知識・能力を修得します。
④１年次に必修科目として海外短期留学をカリキュラム内に配置
１年次年度末（春季休業中）に、３週間ハワイ大学マノア校へ語学留学し、実践的な英語力を身に付けます。
⑤学びを深める少人数演習と国内・海外実践プログラムの実施
少人数制のゼミで、２年次以降は同じ担当教員が指導し、学習面だけでなく、生活面、就職活動でも支援します。また、アメリカ、タイ、ベトナム、島根、高知など、海外や国内で人々や企業等と交流しながら、グローバル・ローカルを融合した視点を実践的に学びます。
　本学部で学び、人々と未来を共創する人材として、グローバルに羽ばたいていってください。