2024年度 大学受験 いざ、挑戦
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データサイエンスに強い大学特集 島根大学
総合理工学部

2025年4月、総合理工学部は
1学科へと改組します

専門の学問教育を重視しつつもその枠にとらわれず、学生が目標とする人材像に必要な知識や考え方を修得できるよう、7学科を1学科に再編します。それぞれの人材像に必要な専門知識と実践的な理工学の知識を修得できます。

社会で活躍する「3つの分野」
目指す先を2年次で決める

 総合理工学部総合理工学科では、1年次で理工学の基礎を学んだ後に、2年次で「先端ものづくり分野」「自然環境・住環境分野」「数理データサイエンス・IT・デジタル分野」のいずれかに分野を決定します。分野や境界領域での人材像に対応した教育の「標準履修モデル」を用意しており、それぞれの人材像に必要な専門知識と実践的な理工学の知識を身につけることができます。

先端ものづくり分野

物理学、化学、機械工学、電気電子工学などの学術分野を中心に、半導体・マイクロプロセッサ関連、ロボット工学・メカトロニクス、先端監視・センサー、蓄電池材料や物質創成など、先端ものづくり分野の技術者・研究者として活躍するための基盤を学びます。

自然環境・住環境分野

化学、環境科学、地球科学、建築学などの学術分野を中心に、脱炭素化・環境の分析と評価、再生可能資源、地球環境変動や自然災害への備え、住まいから都市までの建築デザインなど、持続的社会の実現に向けた技術者・研究者として活躍するための基盤を学びます。

数理データサイエンス・IT・デジタル分野

数学、情報科学などの学術分野を中心に、データサイエンス・データ分析、高度情報通信、情報セキュリティ、人工知能(AI)、機械学習など、次世代情報産業を支える技術者・研究者として活躍するための基盤を学びます。

一般選抜
前期
大学入学共通テスト及び個別学力試験(「数学」「理科」「英語」から1教科の筆記試験)により評価します。「数学」と「理科」または「数学」と「英語」の2教科の組み合わせを受験することも可能です。その場合は高得点の1教科を採用します。 定員…167人
後期
大学入学共通テスト及び面接により評価します。 定員…55人
学校推薦型選抜Ⅱ(女子枠)
大学入学共通テスト(「数学」「理科」「情報」)及び面接により評価します。定員…20人
Pick up!

標準履修モデルを参考に自己実現を目指し、
学びを設計するオンリーワンのカリキュラム

 履修モデルを中心に特定の人材像を目指す専門教育を重視しながら、学生の意欲に応じて関連する分野に関わる知識を柔軟に修得できるカリキュラムを用意しています。

数理データサイエンス・IT・デジタル分野
主な専門領域数学・情報・(機械電気・環境)
基幹科目アルゴリズム基礎・数値計算法・機関数理概論・展開数理概論・理工グローバルコミュニケーション
数理データサイエンス人材養成履修モデル
数学の基礎をしっかり学ぶことで論理的思考を養い、その応用としてデータサイエンスの知識・技能を修得することで、高度なデータ解析能力を身につけたデータアナリストなどを養成。
ITスペシャリスト人材養成履修モデル
コンピュータのソフトウェア及びハードウェア、情報理論、計算機科学、人工知能に関する知識を有し、それらを社会情報システムや知能システムに応用できる能力を有する人材を養成。
数理機械学習データサイエンティスト人材養成履修モデル
微分幾何、位相幾何、代数学などの現代数学を学ぶことにより、既存のデータサイエンス技術に捕らわれない機械学習等において新しい技術を生み出す素地を持ったアナリスト、人工知能開発者を養成。
数理データサイエンス・IT・デジタル分野にまたがる履修モデル
AIロボティクス人材養成履修モデル
機械工学、制御工学、ロボット工学など、機械・電気電子関係の知識とAI関連分野を合わせて学びます。
環境データサイエンティスト人材養成履修モデル
環境改善のための科学と画像分析やIoTに関する知識、データ解析技術を学びます。