武蔵大学では、建学の三理想のひとつ「自ら調べ自ら考える力ある」学生を育成すべく、1年次から4年間ゼミをはじめとする少人数制授業を必修としています。平均十数名の少人数クラスで、学生はさまざまなテーマについて教員や仲間と討論し、発表を繰り返すことで専門性を深め、自主性や課題解決力、チームワークを築く力などを養います。また、研究や仲間との議論を行う専用ルームの設置や研究費用の支援など、大学全体でゼミをサポート。社会とつながる学びの場も用意し、学生が主体的に研究を深めていく環境が整っています。こうしたゼミ活動を活発に展開していることから、本学は「ゼミの武蔵」として評価を得るようになりました。
全ての学生が国際化する社会で活躍できるよう、各自の得意分野や興味に合わせた独自のグローバル教育を展開しています。たとえば、カリキュラムとも連携し単位認定される長期の「協定留学」や短期の「外国語現地実習」といった留学制度があり、留学をめざす学生向けには「留学準備講座」も開講しています。
また、学内には英語が公用語の国際村「Musashi Communication Village(MCV)」を設置。各国の文化体験イベントや外国人スタッフとのフリートークなどを通して、外国語や異文化を楽しみながら学べます。
さらに、テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)と単位互換プログラムを実施。学内・国内・海外とさまざまなフィールドで、多文化共生や他者理解の視点を備えた「グローバルリーダー」を育成します。
〈グローバルリーダー〉の育成というビジョンのもと開設された本学部では、日本国内において世界水準の学びを実現するため、海外大学での学位取得者をはじめ、国内外から多様な専門分野に精通した教員が集い、徹底した少人数教育を行います。
授業は英語で行われる科目を中心に構成され、実践的で高度な英語運用能力が身につきます。また、それらの授業の履修を可能にするため、各専攻では英語力向上を目的とした集中的なカリキュラムも編成します。
【経済経営学専攻】本学の学位と並行して、ロンドン大学の経済経営学士号の取得をめざす「パラレル・ディグリー・プログラム(PDP)」を軸に据え、少人数での質の高い授業を展開します。日本にいながら、世界水準の経済・経営学の知見を身につけることはもとより、高い英語力と教養、統計分析の手法を兼ね備え、グローバルに活躍できる人材を育成します。
【グローバルスタディーズ専攻】国境を越えて人や情報が行き交う現代、世界は従来の枠組みでは解決困難な課題に直面しています。これらを見据え、本専攻では高度な語学力を養うとともに、国際関係、コミュニケーション、文化の側面から学際的に学びを深めます。さらに留学や異文化体験を通して、地球規模の課題と向き合うグローバルリーダーを育成します。