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学問分野解説

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学問分野解説

資源の開発と有効利用を考える「資源工学」

資源工学は、石油・天然ガス・メタンハイドレートといった地球の岩石層にある地下資源が研究対象です。地盤の地質、鉱床を分析することで資源を探査・調査し、鉱物資源の開発・採掘、分離・精製などについて研究します。それに加え、資源の利用にともなう環境問題や資源のリサイクルなどを考慮して、地球と人類の未来を視野に入れた研究も行います。

将来のエネルギーを探究する「エネルギー工学」

エネルギー工学では、化石燃料を有効かつ安全に利用するための方法やそのための機器の開発、利用によって発生する環境汚染物質に対する対策を研究する分野、原子力発電の技術と安全性に関する分野、太陽光・風力・地熱・バイオマスといったクリーンエネルギーの有効利用によって地球環境を守るために、再生可能エネルギーに関する新技術を開発する分野などがあります。

将来

資源工学は、地質学・資源工学の知識を生かせる石油、ガス、地質コンサルタント会社や、材料工学の知識を生かせる金属工業、鉱業などの分野に進む人が大半です。エネルギー工学は、電力会社、原子力関連産業、重工業や電機メーカーへ就職する人が大半です。

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