国公私立大学・短大の資料を取り寄せる

[四国エリア] 徳島県、 香川県、 愛媛県、 高知県 

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国

徳島大学

徳島県

 徳島大学は、地域から世界の課題(SDGs)を解決する大学としてさらに飛躍するために、教育・研究・社会貢献を一層強化しています。  徳島大学の全体像を簡単に紹介します。学部は、総合科学部、医学部、歯学部、薬学部、理工学部、生物資源産業学部の6学部により構成されています。大学院では、2020年度に設置した大学院創成科学研究科(修士課程)に接続する大学院として,2022年4月から大学院創成科学研究科創成科学専攻(博士後期課程)を設置しました。また、医科学教育部を医学研究科、口腔科学教育部を口腔科学研究科、薬科学教育部を薬学研究科、栄養生命科学教育部を医科栄養学研究科、保健科学教育部を保健科学研究科に名称変更し、徳島大学全体の大学院の名称を「教育部」から「研究科」に統一しました。専門分野の垣根を越えた新たな融合研究を今後より一層展開していきます。  また、教員組織としては、大学院社会産業理工学研究部と大学院医歯薬学研究部があります。さらに、世界最先端の医科学系の研究を行っている先端酵素学研究所、光で世界を救うイノベーションを起こす研究を実施するポストLEDフォトニクス研究所(pLED)、生命科学系の研究を推進するバイオイノベーション研究所(BIRC)、最先端の医療をリードする大学病院、組織対組織の産学連携とスタートアップを組織的に産み出す大学産業院があります。   理系に強みを持つ大学ですが、文系には総合科学部があります。この構成が徳島大学の特徴であり、これまでに多くの優秀な人材を育成してきました。  徳島大学では、全学一体となって教育・研究に取り組むために、研究クラスターや教育クラスターと名付けた協働体制を構築しています。また、地域の皆様との連携強化のために、人と地域共創センターを設置し、企業などとの連携のために、研究支援・産官学連携センターや大学産業院を設置しています。さらに、新たな外部資金を獲得するために、「クラウドファンディング:OTSUCLE(おつくる)」や大学発スタートアップへの投資組合を運営する株式会社産学連携キャピタル(AIAC)などにより、起業に繋がる研究などへの支援も行われています。これらは他大学等との連携も可能です。  地域から世界を救う産業を創生できることは、大学院工学研究科修士課程を修了し、2014年のノーベル物理学賞受賞者となった中村修二教授(カリフォルニア大学サンタバーバラ校 (UCSB) 材料物性工学科)や日亜化学工業株式会社により実証されています。この伝統を引き継いでいけるよう設置したpLEDは、徳島県と協働し、内閣府の事業である「地方大学・地域産業創生事業」の中心的な存在として、「光」をキーワードに新規産業の創生に向けて研究を行っています。さらに、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の事業である「共創の場形成支援プロジェクト」にも採択され、自治体・企業・大学などが共創して地方創生に資する取組を行っております。 ■各種国家試験合格率(令和4年度) 医師免許 合格率95.2% 管理栄養士免許 合格率94.4% 看護師免許 合格率100% 診療放射線技師免許 合格率81.0% 臨床検査技師免許 合格率100% 助産師免許 合格率100% 保健師免許 合格率96.6% 歯科医師免許 合格率61.1% 歯科衛生士免許 合格率93.3% 社会福祉士免許 合格率86.7% 薬剤師 合格率81.8% ■就職支援・キャリア教育支援  キャリア支援室では、学生のみなさんの就職活動がスムーズに進むように、就職活動本番へ向けての準備をお手伝いしています。就職活動が終了するまで、情報提供やガイダンスの開催、個別相談など、様々な面でサポートしています。 ■学生寮 晨鐘寮(男子)21名/藍香寮(女子)16名 *寄宿料(月額)5,900円 友朋寮(女子)34名 *寄宿料(月額)5,900円 《各寮において光熱水料が月額平均15,000円程度必要》

鳴門教育大学のアピールポイント (1) 教員就職率全国第1位 (2) 国立大学では稀に見る少人数制授業 (3) 充実した教育実習を行い,教育実践力を養成 (4) 複数の教員免許状取得 (5) 抜群に美しいキャンパス,快適な学習環境 (6) 神戸まで1時間半,大阪・岡山まで2時間

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四国大学

徳島県

四国大学は"全人的自立"を建学の精神に掲げ、専門的知識の修得とともに、人間力や実践力、そして社会で活躍・貢献できる力を育て、多数の国家資格取得者や公務員採用試験合格者を輩出して高い就職率を実現しています。"

四国大学は"全人的自立"を建学の精神に掲げ、専門的知識の修得とともに、人間力や実践力、そして社会で活躍・貢献できる力を育て、多数の国家資格取得者や公務員採用試験合格者を輩出して高い就職率を実現しています。"

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徳島文理大学

徳島県 香川県

学園創立129年の歴史と伝統を持つ本学は、医療系・文系・理系の多彩な学びがそろう9学部27学科の総合大学です。「自立協同」の建学精神のもと、一人ひとりが自立し、社会で他者と協同できる人材を養成しています。 広大で緑豊かな2つのキャンパス(※)では、充実した施設・設備のもと、全国41都道府県から集まった約4200人の学生が学んでいます。授業やサークルの中で学部学科の枠を超えて交流することで、より視野を広げることができます。 ※徳島キャンパス [薬学部、人間生活学部、保健福祉学部、総合政策学部、音楽学部] ※香川キャンパス(2025年4月高松駅キャンパスへ移転予定) [香川薬学部、保健福祉学部、理工学部、文学部、(総合政策学部:経営学科 2025年4月設置構想中)]

一人ひとりの学生が望む進路を実現できるよう「5科2専攻11コース」を設置しています。憧れの仕事に直結する専門領域はもちろん、専門領域以外の幅広い教養も身につけることができます。併設する総合大学の長所を最大限にいかし、高度な専門性を磨き、夢をかなえるための2年間を送ることができます。「もっと学びたい」という人は、併設の徳島文理大学へ編入し、学ぶことも可能です。

国

香川大学

香川県

香川大学は、1949年(昭和24年)の開学以降、地域社会の課題解決に資する教育・研究等を重ね文理6学部7研究科を擁する総合大学です。世界水準の教育研究活動により、創造的で人間性豊かな専門職業人・研究者を養成し、地域社会をリードするとともに共生社会の実現に貢献する、との理念のもと、地域社会の課題解決に資する教育・研究等の実績を基に、地域活性化の中核拠点をめざして大学の機能強化に取り組んでいます。 機能強化された大学として、地域活性化の中核として、地域ニーズに沿った新たな人材育成に取り組み、「地域に根ざした学生中心の大学」として、より一層魅力あふれる香川大学をめざしています。

教育訓練システムを専門課程(2年)と応用課程(2年)で構成しています。専門課程では、実験・実習重視の教育でものづくりができる実践技術者を育成します。さらに2年、応用課程では、高度な技能・技術や企画・開発を習得し生産現場のリーダーを育成します。

■基本理念 香川県立保健医療大学は、生命の尊厳を畏敬する深い人間愛を基盤として、教育、研究、地域貢献を推進します。  生涯にわたる知の探究と自己の能力を開発していく力を有し、地域の保健医療をリードする人材を育成します。  国際的視野を有し、保健医療の発展に寄与する先駆的研究を進めます。  地域のニーズに応える保健医療に関する情報発信や教育研究拠点として活動します。 これらを通じ、「県民に一目置かれる大学」として、人々の健康で心豊かな未来を拓きます。  

せとうち観光専門職短期大学(せと短)は2021年4月香川県高松市に開学した、「観光」「地域振興」を学ぶ日本で唯一の観光専門職短大です。 観光振興学科(3年制)では、産業界と連携した実践的な教育課程が特徴で、これまでの大学観光教育とは違った新しい学びがあります。 今後の日本経済の柱となる観光業界を牽引できる観光振興のエキスパートを養成するために、他にはない全く新しい教育課程を構築しています。 せと短独自の教育課程は、日本初の観光学博士号取得者をはじめ各研究分野の最先端で活躍する学術教員と、観光業界の現場で豊かな実務経験があり、業界に広く深いつながりを持つ実務教員によって成り立っており、理論と実践をバランスよく体系的に学ぶことができます。 また、産業界と連携した実践的な学びの特徴として、長期企業内実習があります。1年次に3週間、2年次に6週間×2回の合計15週間におよぶ長期間の実習は、自身が希望する職種の現場に触れ、その実務を実践的に学ぶことができ、就職に直結した学びとなります。 アフターコロナに向け観光復興は進んでおり、変化し続ける社会情勢や顧客ニーズに対応できる人材が求められています。 これからの成長産業である観光業界の中心で、グローバルに活躍する人財に「せと短」でなりませんか。

国

愛媛大学

愛媛県

 愛媛大学は、学生が卒業時に身につけていることが期待される能力(育成したい学生像)として「愛媛大学コンピテンシー」を定めています。  学生が人間として成長する機会は、授業や研究活動といった「正課教育」だけでなく、ボランティア活動、留学、下級生への学修支援といった「準正課教育」や、「正課外活動」であるサークル活動など様々です。  愛媛大学は、このような学生の成長の場を大学として責任を持って確保し、大学生活全体を通して学生一人ひとりが、知的に成長するだけでなく、人間として総合的に成長することを支援します。

本校は、高校卒業者を対象に、主として内航船舶の航海士および機関士を2年間の短期間で養成する国土交通省所管の学校です。

愛媛県立医療技術大学は、医療の分野で社会に役立つことを目指す人を教育し、専門的な学識・技術をもった優秀な人材を社会に送り出すことを目的とする大学です。 本学は、昭和63年に開学した短期大学の歴史の上に、4年制大学として平成16年4月に設置されました。平成22年4月には法人化された県立大学として再出発し、より自由で活発な魅力ある大学を目指して改革を進めています。短期大学時代からあわせると、既に4,300名を超える卒業生が社会で活躍しており、卒業生はそれぞれの職場で高い評価を受けているので、県内からも県外からも、とても応えきれない多くの求人が来ています。

『人々が健康で幸せに暮らせる「健康福祉社会」を実現する人材を育成する』ことを教育目的として、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士などの福祉系の資格や、社会調査士、認定心理士、健康運動指導士、健康運動実践指導者、中学校・高等学校教諭免許状(保健体育)など、多くの資格や免許の取得を目指すことができる大学です。公認心理師の大学指定科目にも対応しており、カウンセラーなど心理学のプロフェッショナルをめざすことも可能です。また、松山市中心部の新キャンパスに開設した看護学科では、松山赤十字病院との協力協定に基づき、地域医療に貢献する看護師、保健師を養成します。

子どもの人格形成において、乳幼児期は最も重要な時期だと言われています。その大切な時期にかかわる「保育のプロ」を養成するために、子どもの発達や教育などの専門知識はもちろん、子どもの感性を豊かに広げる科目も豊富に取り揃えています。さらに、保護者との良好な関係を築く手法を学ぶなど、2年間でバランスの取れた知識と技術を習得できるカリキュラムや教育の環境を整えています。

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松山大学

愛媛県

松山大学は、2023年に創立100周年を迎えた中四国屈指の私立総合大学です。1923(大正12)年、社会に有為な人材を育成したいという郷土の志によって、旧制「松山高等商業学校」として設立しました。創立以来、校訓「真実」「実用」「忠実」の教育理念を掲げ、高等教育の拠点として志の高い人材を育成する大学、知の拠点として情報を社会に発信し貢献する大学、就職に強い大学、サークル活動の活発な大学、教職員と在学生や卒業生との「絆」を大切にする大学という伝統を引き継ぎながら、社会から信頼され、在学生と卒業生を含む松山大学のすべての関係者が誇りを持てる大学をめざしています。これまで輩出した卒業生は約8万3千人(2024年3月現在)にのぼり、地元をはじめ、全国各地、海外でも幅広く活躍しています。

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高知大学

高知県

【理念】  本学は、教育基本法の精神に則り、国民的合意の下に、地域社会及び国際社会に貢献しうる人材育成と学問、研究の充実・発展を推進する。 【基本目標】  高知大学は、四国山地から南海トラフに至るまでの地球環境を眼下に収め、「地域から世界へ、世界から地域へ」を標語に、現場主義の精神に立脚し、地域との協働を基盤とした、人と環境が調和のとれた安全・安心で持続可能な社会の構築を志向する総合大学として教育研究活動を展開する。教育では、総合的教養教育を基盤とし、「地域協働」による教育の深化を通して課題解決能力のある専門職業人を養成する。研究では、黒潮圏にある豊かな地域特性を生かした多様な学術研究を展開する。もって、世界と地域を往還する教育・研究の成果を発信し、地域社会・国際社会の発展に寄与する。  そのため、以下の基本目標を掲げる。 1.教育  総合的教養教育の実現により、各学部・学科等のディプロマ・ポリシーに従いそれぞれの専門性を身に付けるとともに、分野を横断した幅広い知識・考え方等が学生自身の内部で統合され、世の中に働きかける汎用的な能力にできる人材の育成を目標とする。  また高知県にある唯一の国立大学であることを意識し、とりわけ、地域、海洋、防災、医療に関する学際的な教育を本学の特色と位置づけ、グローバルに通用する知識・考え方を教授するとともに地域での実践活動を通じ地域の発展に貢献できる人材育成を目指した「地域協働」による教育を実施する。 2.研究  地域の活性化を目指した人間社会、海洋、環境、生命を研究の中心におくとともに、大規模災害に備える防災科学を研究目標に掲げる。  また、黒潮圏諸国をはじめとした学内外の研究者間交流を一層促進し、異分野融合研究を推進する。 3.地域連携とグローバル化  地域課題を組織的かつ機動的に解決するために、域学連携教育研究体制を強化することで、人材育成、科学の発展、技術開発及び産業の活性化に資する。これにより、地域に欠くことのできない大学として、地域の振興と地域社会の健全な維持・発展に貢献する。  また、アジア・大洋州等の開発途上国とのつながりを重視し、高知県における地域資源の特徴を生かした国際協力を推進するとともに、それらを教育・研究の場として活用し、実践的で国際的な教育研究による国際貢献を図る。  もって、地域で得られた成果を世界に発信すると同時に、世界の動きを地域に反映させる「グローカル教育・研究」を展開することをグローバル化の基盤に据える。

【沿革】  1945年8月8日に高知県立女子医学専門学校として開校しました。その後、高知県立女子専門学校を経て、1949年に4年制大学となりました。  そして、1952年に日本で初めての4年制看護教育をスタートさせました。当時は大学での看護教育はなかった時代です。当時の先生方は、まさに日本の「看護学」を創り出していきました。教科書そのものを作っていくといったことから行っていったそうです。  時代の流れを経て、2011年、大学経営が法人化されました。そして、この年に男女共学となり、大学名は高知女子大学から高知県立大学へと変わりました。  さらに、2015年、高知工科大学との法人統合を行い、1つの法人のもとで2つの大学の経営が行われるようになりました。 【特長】  高知県立大学は、自らの学びを自分で切り開いていきながら、同時に他者を尊重する姿勢を大事にし、地域社会が直面する課題を解決することに貢献できる人材の育成と研究活動を行っています。  私たちは、今後さらに変化していくと予測される人口構成、高度化する科学技術、人々の活動や物・情報の流れのグローバル化の中で、様々な社会のニーズに応え、未来を拓く実践力を育てていく大学、新たな知を創り出していく大学、地域と共に育ち地域に育てられる大学を目指しています。 【学部紹介】 ◎文化学部[永国寺キャンパス]  文化学部では、言語、文学、地域、観光、法律といった対象を「文化」という切り口から考察していきます。座学にとどまらず、学外に出て、現地での実践活動を通して学びを深めていきます。また、少人数で徹底的なディスカッションを通して進んでいく授業が多く採り入れられています。  また、夜間の課程もあり、4年間で学士号を取得するカリキュラムが組まれています。 ◎看護学部[池キャンパス]  看護学部は、日本で最初に四年制の養成課程をスタートさせた長い歴史のある学部です。その伝統を絶え間なく受け継ぎ、優れた研究をバックグラウンドとした確実で高度な実践力の養成が行われています。 ◎社会福祉学部[池キャンパス]  社会福祉学部の大きな特徴は、社会福祉士、精神保健福祉士、そして介護福祉士の3つの国家試験受験資格が得られることです。西日本では、これら3資格に対応したカリキュラムを持っている国公立大学は少なく、本学の大きな特徴の一つといえます。 ◎健康栄養学部[池キャンパス]  健康栄養学部は、本学の創設時までさかのぼる歴史のある学部です。主として管理栄養士の国家試験受験資格取得を支援するカリキュラムを展開しています。1学年40人の少人数で実践的な教育が行われているのが本学部の特色です。西日本の国公立大学では同系統の学部がそれほど多くないということもあり、幅広いエリアから学生が集まり学んでいるという点も特色です。

 高知工科大学は【システム工学群】【理工学群(旧名称:環境理工学群)】【情報学群】【経済・マネジメント学群】の4つの学部を持つ公立大学です。また、令和6年度4月開設の【データ&イノベーション学群】という社会のDX化を推進する新学群を加え、5学部体制になります。学群・専攻制を取り入れ、大学3年次に専攻(定員なし)を選択します。そのほかにも全科目選択制やクォーター制、教育講師制度など特徴的な教育制度を実施しています。  入学試験については、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜と様々な入口を用意し、多様な人材を求めております。一般選抜(前期)においては地方会場(東京・大阪・岡山・福岡)を設けており、高知に来なくても受験することが可能です。 【システム工学群】  これからの「ものづくり」をトータルに追究し、未来社会の基盤構築に貢献するため、機械、航空宇宙、電子・光、建築・都市デザインに「エネルギー」を加えました。  機械を動かすにも、都市基盤を構築・維持するにも、情報通信を活用するにも、エネルギーが不可欠です。特に原油や天然ガスなどの地下資源に恵まれない我が国では、自然エネルギーも含めた広汎かつ先駆的なエネルギー開発のための研究が強く求められています。本学群では、こうした時代の要請に応え、「ものづくり」のメインストリームを占める5つの専攻が手を携えながら、各専攻の枠組みに過度に縛られることなく「境界領域」における技術開発を進め、より安心・安全・快適かつ環境に負荷をかけない社会づくりに貢献する新たな「基盤工学」の創造をめざします。 【理工学群】(旧名称:環境理工学群)  物理学、化学、生物学分野の多彩な領域で融合的研究・教育を推進してきた理工学群。「応用物理」「機能化学」「生命情報」の3専攻体制で、「理+工」ではなく「理×工」での深化を実現し、理学的知識と工学的センスを兼ね備えた「総合力のある人材」となることをめざしています。自然界の成り立ちの根源を、数学的言語を用いて探る「理学(Science)」。世界の合理的理解に基づいて人間の利益となる技術の開発をめざす「工学(Engineering)」。この二つは、その内在的価値観の相違に基づく緊張をはらみつつ、相互に相手を必要とする補完関係にあります。これから科学技術の研究開発に携わるものにとって、この両方の価値観に触れて、各自がそれらを包含するより高い認識をめざすことは、個々の学問の技術的側面の習得と並んで、今後必須となるはずです。 【情報学群】  情報技術の明日を拓き、情報社会の未来をデザインする先端研究を進めるとともに、情報技術の本質を理解し、大胆で柔軟な発想力を育む教育によって、高度化する情報システムに対応できる技術者・研究開発者になることをめざします。  各専攻分野のプロフェッショナルをめざすための専門科目群は、基本的に3つの階層で構成されています。「専門基礎科目群」によって、その後の専門科目を理解する上で必要な基礎知識を身につけ、次に4つの専攻それぞれの中心的な科目を配置した「専門発展科目群」でプロフェッショナルとしての専門性を養います。さらに「専攻領域科目群」でそれまでに学んだことをより深く理解し専門領域を究めるための実験や、卒業研究などを行います。この一連の学びが、学年次によって分離されることなく、4年間の一貫的・体系的な教育プログラムを形成していることも、本学群の教育の特長です。学生たちは、1年次から専門科目を履修することで、各専攻の専門分野の魅力を知り、将来、どの分野を専攻するか、比較検討しながら選択できます。 【経済・マネジメント学群】  これまで取り組んできた企業・起業・行政などでの実践的経営といった経営学が主として取り扱う分野に加え、経済政策や地域政策など経済学が取り扱う分野も対象とし、さらには心理学や生物学などの先端研究成果を大胆に取り入れながら、人間の行動や社会現象のメカニズムの解明を進め、社会を良くする革新的な学問領域を創造。その相乗効果・統合効果を最大限に活用することにより、現代社会が抱える複雑な諸課題を理解し、解決するために、社会システムの設計と高度なマネジメント能力を習得し、さまざまな専門領域で力を発揮できる人材が育つことをめざします。 【データ&イノベーション学群】 Society5.0社会を迎え、デジタル化・オンラインが中心となる時代において、多様な分野を原理的に理解し、新たな産業やビジネスの創成あるいは既存システムの改変に対して、多視点から主体的に、デジタル技術とソリューション創造能力を統合して、新たな価値を生み出すことができる人材の育成が世界的な急務となっています。 データ&イノベーション学群では、「次世代 ICTリテラシー」、「工学基礎に関する十分な素養」、「人と社会の仕組みに関する基礎的知見」、すなわち、工学的視点と社会に対する俯瞰的な視野の両方を兼ね備えた文理統合型の教育・研究を展開し、これを通じて社会に貢献します。 本学群では、急速に進化する現代社会に対応し、世界の各産業分野で求められるDXの先導者となる、「次世代ICT力と文理の垣根を超えた基礎力とを統合して、価値創造やソリューション創出を行う人材」の輩出を目的とします。