日本の文学とその背景、言語・文化を総合的に学び、人間への理解を深める学問です。日本の文学作品は、小説、随筆、詩、和歌、戯曲など、古代から現代まで多種多様な作品があり、作品・作家理解のためには、その時代の文化・風俗・生活・宗教など、幅広く総合的な知識などを身につける必要があります。主な研究内容には、特定の作家や作品について研究する「文学研究」と、複数の作品、年代にまたがって日本文学の流れを研究する「文学史研究」などがあります。
学んだ知識や技術を生かせる職場として、出版社・教育関連企業へ就職する人や、編集・広報・宣伝などの部署を希望する人が多い。中学校教諭二種免許(国語)を取得して教員になる人や、図書館司書、学校図書館司書教諭などの資格を取得する人もいます。