経済学は、国家や地球規模の経済問題を学ぶ学問です。景気の変動を生産・流通・消費などの経済活動から分析したり、経済の基本的な法則性を見出すなど、経済の発展が主目的です。主に経済原論、経済学史、経済政策論、金融論、マーケティング論など、経済の理論・実証・歴史に関するものを学びますが、簿記・経理実務、コンピュータの理論・操作・プログラミング、国際化や環境問題についての学問や地域性を取り入れた特色ある学問など、特色のある専攻やコースを設置している短大もあります。
専門知識を生かせる職場として、流通・サービス業や金融・保険業を選ぶ人が大半です。公務員になる人や製造業に就職する人も少なくありません。中学校教諭二種免許(社会)を取得して教員になる人や、公認会計士、税理士などをめざす人もいます。