「社会学」は、人間の集団と関わりのあるすべての事象を研究対象とし、社会で起きている現象や諸問題を取り上げて分析して、提言や注意喚起を行うための学問です。情報の収集・分析手法を身につけるため、情報学的な内容も学びます。「社会福祉学」は、少子高齢化やヒューマンサービスの多様化に対応して、福祉・介護・児童・地域などを学ぶ学問です。主な専門科目には、社会福祉学概論、社会保障論、社会事業史、障がい者・児童・老人福祉論などがあります。学科・専攻・コースにより専門領域が異なります。
学んだ知識を生かせる業種・職種は多く、就職先の業種は多岐にわたります。一般企業に就職する人だけでなく、公務員になる人や、福祉施設・介護施設などで働く人も少なくありません。社会福祉士、介護福祉士の資格取得をめざす人もいます。