機械工学は、さまざまな機械の設計や保守管理のできる、実践力豊かな機械エンジニアの育成を主目的とする学問です。運動力学、材料力学、熱力学、流体力学などを中心とする専門科目だけでなく、製図の知識や機械の設計・組立・動作確認・調整方法などを学びます。一年次から実験・実習を実施することで、ものづくりの現場で必要な知識や技術の習得を図ります。また、コンピュータ制御やロボット工学など、電気・電子・情報工学分野の内容も学びます。
精密機器メーカー、工作機械メーカー、電機メーカー、自動車メーカー、金属加工部品メーカーはもちろん、あらゆる業種の製造業や建設業などが就職先となりえます。より高度な知識・技術の習得をめざし、大学の工学部などに編入する人もいます。