農学系の学問は、生物学・化学・工学・経済学・環境学の各領域を含んでおり、そのいずれが大きな比重を占めるかによって「農学」「農芸化学」「園芸学」「林学」「農業工学」「農業経済学」「酪農・畜産学」などに大別されます。農業後継者の育成という役割も果たしています。農作物の生産や加工を学ぶ分野、食品の製造・流通・消費などを学ぶ分野、緑地の計画・設計や施工・管理などを学ぶ分野、醸造技術やバイオテクノロジーなどの応用科学を学ぶ分野、動物看護などの分野も含まれます。
農業関係の団体・企業・金融機関に就職する人や公務員になる人、農業に従事する人が多く、造園業、土木・建築業、食品メーカー、ペット産業などへの就職が多い学科もあります。育種・農機具関連の企業などに就職する人や、大学の農学部などに編入する人もいます。