本学の歴史は、創設者本多由三郎が大正13年に開設し、寺子屋保育所(現在の嫩[ふたば]幼稚園の前身)に始まります。その後、昭和40年(1965年)1月に教育養成系女子短期大学として開学しました。これまでに2万5千名以上の卒業生を擁する短期高等教育機関として、半世紀にわたって、教育・保育・福祉・ビジネス分野に多くの人材を輩出し、地域社会に貢献しています。
■2年次より、自分の得意を活かして深く学ぶ3つのコース「遊び・実践コース」「表現・実技コース」「心理・発達コース」のコースでの学びが始まり、実際に子どもたちと関わりながら、専門分野に特化した学びを深めます。時間を活かして現場で学ぶ「オカタン子どもサポーター(通称:オカサポ)」を創設し、時間を有効に活用して、三河地区の協定市等の保育所や幼稚園、こども園などの実践の場で働くこと(アルバイト)を通して、子どもたちと関わる経験を積むことができます。
○幼児教育学科第一部
保育・幼児教育の理論を学び、さらに豊富な実習で実践力を身につけ、素敵な保育者を目指します。
「子どもの笑顔をいっぱい受け止め、誰からも信頼される保育者になりたい!」そんな情熱に応えて、目標実現へと導いていくのが幼児教育学科です。大学生としての基礎学力を養いつつ、専門知識や技能を段階的に習得し、振り返ることのできるカリキュラム。理論と実践の両面から立体的な学習をめざします。「信頼される保育者になるために」学ぶべきことはたくさんあります。自分で考え行動できる保育者になれるよう、幼児教育学科は学生ひとりひとりを支える教育を行っています。
○幼児教育学科第三部
ライフスタイルに合わせて働きながら夢の実現を目指すことができます。
第三部の教育目標は、就労することにより職場で得た豊かな経験や職業意識と、学校での豊かな教養と深い専門性の学びとを結びつけ、多様化する現代の保育・教育ニーズに対応できる優れた保育の実践力を育成することです。第三部は「保育者をめざす学び」を午後の時間を活用しながら、素敵な保育者をめざす方の夢をサポートします。
■1年次からの体系的なサポート体制で就職率は100%
学生たちが段階を踏みながら将来の夢を実現できるよう、1年次から体系的なサポート体制を整えています。就職ガイダンスから始まり、インターンシップ、教員とキャリア支援課の職員による進路面談、進路に合わせた就職試験対策などで、就職まで全力で支援。その他、公務員試験対策や面接試験対策にも力を入れ、学生たちを最後までしっかりサポートします。その結果、幼児教育学科の就職率は第一部、第三部ともに100%という高い実績を誇ります。半世紀以上に及ぶ実績を基盤に、高い信頼と評価を得てきました。
■公務員試験に向けた対策講座を開講。
1年次より公務員試験対策講座や模擬試験を実施。2年次(第三部は3年次)には、採用試験直前対策や、公務員2次試験対策講座(集団面接、個人面接、集団討論、保育内容、ピアノ実技、造形)なども開き、採用試験合格をサポートします。
■付属園で子どもと頻繁に交流できるのが特色。子どもたちとふれあい、教師・保育者の心を育む。
岡崎市内に3つの幼稚園と豊田市内にこども園の4つの付属園を持ち、実習、授業やゼミ、研究活動からボランティア活動まで、学生たちの学びの場として幅広く活用しています。教師・保育者をめざす学生たちは、子どもたちと多くふれあうことで、子どもが今何を思っているのか、どうしたいのか、言葉にできない部分を考える力を育み学んでいます。