現在の社会においては、地域社会の医療の確保と向上及び地域の住民の福祉の増進を図ることが要請されています。自治医科大学の教育の原点は、ここにあります。社会の要請に応えるためには、地域医療に進んで挺身する気概と高度な医療能力を身につけた医師を養成しなければなりません。自治医科大学は、このような医師─主として総合医─の養成を目的として昭和47年に設立された医科大学です。
開学以来、2023年3月までに4,857名が卒業し、地域医療に大きく貢献しています。
私自身、地元が好きで、将来医師になって、いつか地元に貢献したいという気持ちがありました。そんな中、自治医科大学は、地域に貢献する総合診療医を育成する大学であり、私にとって、自分の理想とする医師になる上で最適な大学だと考えました。また、自治医科大学は、卒後9年間、所定の病院やへき地で働く義務を果たすと、学費が免除になります。このことから、私は自治医科大学を志望することに決めました。
医学部/男(2024年度入学)
卒業後自身の出身都道府県に戻り、地域医療に従事するため、地域医療に重きを置いた実習がカリキュラムに多く組まれている。私は医師として、医療を通じて地域に恩返しすることが目標であったため、この大学の制度が目標達成に最も適していた。
医学部/女(2022年度入学)
地域医療に携わる医師を目指す上で、6年間しっかり地域医療を学べる環境で学びたかったからです。病院訪問などを通して自治医科大学卒の先生方が活躍されているのを見て、どうしてこんな風に活動できるのか、診るだけでない医療を実践できるのか、知りたくなりました。そして、その先生方が受けてきた教育を私も受けたいと思いました。
医学部/女(2019年度入学)
昔から、医師として地域医療に携わりたかった。自治医科大学で学ぶことで、将来、一人の医師として地域に貢献することはもちろん、その地域の医療の中心となって、地域を活性化することが出来るような医師になりたいと思ったため。また、全国から学生が集まるため、将来全国の自治医大卒生と意見を交わすことで、それぞれの地域の医療をよりよくしていくことができると思ったため。
医学部/女(2018年度入学)