美術・デザイン・芸術学
様々な素材と技法を使って、歴史や地域を芸術表現の源泉とした作品づくりを行います
歴史や地域社会の文化的古層に残存する、異文化の伝承・地名・祭事・造形物といった文化資源を、文化人類学などの方法論によって発掘します。次に、それが元々の文化のなかでになっていた意味や価値を、見慣れた現代社会の造形物の形の中に組み込んでみます。すると美意識や常識が混乱して、摩擦や違和感をきっかけにして、現代文化を律している、つまり日常には気づかれていない意味や価値(文脈や構造)を見つけ出し、平面・立体・映像・音響・写真・インスタレーション・影絵・言語芸術・パフォーマンス・アニメーションといった、多種多様な媒体と技法によって表現します。
学生たちは自身の関心に応じてフィールドワークを行い、日常の中に埋もれている地域の記憶、暮らしの中にある造形や祭り、里山・里海の動物や植物などを「存在の根っこ(=ルーツ)」として発見し、これまでにない斬新な表現を生み出しています。