(1) 養成する人材像
農林産物を生産する本県農林業の基盤である、栽培、林業、畜産の各分野の生産を牽引していくことができる実践力と創造力を備え、各分野の生産現場においてリーダーとなる人材であるとともに、自らが農林業を営む農山村の自然環境や景観の保全、伝統・文化の継承などについて学び、農山村の地域社会を支える生産者として、それらを守り育んでいくことができる人材を養成します。
(2) 教育の特色
生産現場においてリーダーとなるために必要な知識や、農山村の地域社会を生産者として支えていくために必要な知識などを身に付けるための科目群を、講義、演習、実習等を効果的に組み合わせて編成しています。
栽培、林業、畜産の各分野に対応した3コース制とし、2年次から自らが選択したコースに分かれ、専門的な知識・技術に関する科目に加え、他のコースも適切にを履修する。各分野に関連・共通する知識・技術については、2年次以降も共通で履修することとし、栽培、林業、畜産の3分野に対応したコース別の履修科目と、4年間を通じて配置する分野横断的な共通の履修科目を適切に組み合わせて教育課程を編成する。なお、教育課程の編成に当たっては学生が主体的に履修科目を選択できるよう配慮し、多様な学びを確保しています。