第一薬科大学は、九州唯一の薬学系単科大学として1960年の開学から60年の伝統と実績を築いてきました。
薬学部には6年制と4年制の学科があり、6年制の中に、薬学科・漢方薬学科、4年制に薬科学科を設置しています。
6年制薬学部の薬学科は、薬の専門家として医療の各分野に対応できる知識・技能・態度と豊かな人間性、倫理観を備えた実践能力の高い薬剤師育成をめざします。漢方薬学科は、日本独自の伝統医療である漢方を体系的に学び、患者それぞれの体質に合った予防医療に精通することにより、地域での保健・医療・福祉に積極的に参画し、在宅医療、プライマリケア、セルフメディケーションに関わることができる薬剤師養成をめざします。
なお、卒業までに必要な修得単位数と、薬学共用試験(CBT、OSCE)および薬剤師国家試験に関わる科目は両学科共通です。
2022年4月、薬学部4年制学科の薬科学科に医療データ科学専攻と生命医科学専攻を開設。ビッグデータを解析し、社会課題を解決するスペシャリスト、医療にイノベーションを起こす発想力で健康で豊かな暮らしを支える人材を育成します。
2020年4月には看護学部を開設しました。薬学教育の長い歴史と伝統を持つ第一薬科大学の基盤を活かし、薬物療法に強い看護職【看護師、保健師、助産師】の養成をめざします。