物理学 / 地球科学 / 電気・電子工学 / 通信・情報工学 / 応用物理学 / 資源・エネルギー工学 / 経営工学 / 理工系その他
学ぶ意義
超スマート社会を実現するIoT、AI、6G等のデジタル技術を支えるのが次世代半導体と呼ばれる世界最先端の半導体集積回路で、超微細化、電子と光の融合、低次元材料などが検討されています。本専攻では、半導体デバイス、回路、通信、光エレクトロニクス、計算機技術などを習得し、学際的な視点から課題解決に挑む高度な能力をもった技術者をめざします。
将来の展開
次世代半導体での我が国の強みでもある材料や製造装置、電子部品、情報通信、マルチメディア、組み込みシステムなど、半導体・デジタル産業分野の技術者、研究開発者として第一線で活躍できる人材となることをめざします。また、電子・光工学分野の技術は、自動車や宇宙産業から、医療、農業分野にまで急速に広がっており、就職先も情報通信、半導体、電子部品、家電メーカー、電力関連企業といった業種から、自動車関連企業や先端医療機器メーカー、マルチメディア企業など、幅広い業種が想定されます。
こんな講義があります
【半導体デバイス】
トランジスタをはじめとする電子デバイスは、半導体中の電子の動きを制御して増幅やスイッチといった機能を実現するものです。半導体デバイスの理解を深めるために、半導体中の電気伝導に関する基礎理論から、デバイスの動作原理、製造プロセス技術について学びます。
【論理回路】
計算機システムの構築において、演算回路や制御装置などを構成するディジタル回路の基本動作の理解が不可欠です。論理回路の理論的基礎と設計手法についての解説を通じて、ディジタル回路(組合せ回路、順序回路)の構成およびその設計・最適化について学びます。