情報学・データサイエンス
学ぶ意義
従来型のコンピュータ技術が一般化し、AI(人工知能)、クラウド、IoTなどの新しいコンピューティング技術が今後ますます重要となってきます。本専攻では、AIとコンピュータ科学の基本概念をしっかりと学んだうえで、従来型の発想やアーキテクチャ(設計思想)を超えた、”人に優しい未来の情報社会”の構築に寄与する新たなコンピュータテクノロジーの創出をめざします。
将来の展開
コンピュータ技術が一般化し、高度化している現代において、ハードウェア・ソフトウェア両面の深い知識、特にその基本概念の理解は重要です。本専攻では、AIとコンピュータ科学の基本概念をしっかりと学び、現在利用されている技術だけでなく、将来発展する技術に対応できる知識を修得します。それによりコンピュータの新たな可能性を拓くことができるAI・IT技術者となることを期待しています。
こんな講義があります
【パターン認識・機械学習】
映像に写っている物体が何かを認識する、音声信号中の言葉を理解する、このようなことをコンピュータで処理する方法がパターン認識です。その中心的な理論である、認識のための識別規則をコンピュータが自らデータから学習する「学習アルゴリズム」と、画像認識や音声認識への応用を学びます。
【計算機アーキテクチャ】
計算機の論理的な構造・動作(アーキテクチャ)を知り、プログラムを実行するために必要となる、演算制御ならびに命令実行制御の基本的なメカニズムを学びます。また、計算機を高速化するための基本的な手法を修得します。