・農学の広領域を学ぶ
大分短期大学は園芸科(定員40名)の単科短大、園芸科がある私立短大は全国でもここだけである。希望する進路ごとに花卉園芸、野菜園芸、果樹園芸、作物・畜産、緑地造園、森林・林業、フラワーデザイン・ガーデンデザイン、園芸療法などを学ぶことができる。
・卒業後の進路
卒業後は林業・農業系(大卒程度・3種)国家公務員、地方公務員(3種・初級・高卒程度)、生花・ブライダル関連企業、造園関連企業、医療・福祉施設(園芸療法関連)、園芸・種苗・JA・食品製造・食品流通、野菜・果樹・花・造園後継者などを進路選択する。
・学びの特徴(4大との違い、資格取得)
特に、短大2年間で4年制大学農学部の主要科目を学べることは、4年制大学卒と肩を並べて公務員試験の大学卒程度に合格していることから証明されている。また、4大に編入し卒業後に公務員上級クラスに合格することからも判る。
さらに小人数教育を活かし、国家資格などの各種資格取得に向けて徹底した受験指導を行っている。生活園芸士・園芸療法士・樹木医補・室内園芸装飾技能士・フラワー装飾技能士・造園技能士・毒物劇物取扱責任者の資格取得が可能である。
・多様な進路と進路支援
また、国立大学農学部等に3年次編入する学生も多く、国立大学等の決定率は平均して80%である。編入学制度は農・生物・環境系学部の希望する研究室に入り、学びたいことが学べるのが大きなメリットである。概ね2年で卒業し出身県庁の上級職に就職、大学院に進学する者、教職、企業に就職する。
さらに、海外農業研修、専門学校進学など、4年制大学・専門学校では退学を余儀なくされることも少なくありませんが、短大を修学して選択できることは大きなメリットであるし、そのために進路支援科目を設け、TOEICE受験指導、面接試験、エントリーシートの書き方などを教授している。
・キャンパスライフ
少人数の小さな大学ですが平松学園は2,000人を擁する東明高校を母体に中学校、幼稚園、5つの専門学校があり、毎年、4つの医療系専門学校と学園祭や体育祭を催しています。そして大分市の中心部に存することから公共施設を借りてスポーツなどの同好会が活躍している。
・付属農場と地域貢献
大分市の中心部にあることから車で15分程度の距離に3つの実験実習に使用する農場を所有している。実際にコメや野菜、花、果樹を栽培しJAや市場に出荷。また自分たちで加工や調理などして、栽培から消費までを実践している。
また、園芸療法や園芸福祉の農福連携事業、地域活性化の一つとして産官学連携による地域への貢献、さらには講師派遣など幅広い地域貢献を果たしている。
・学資支援
学校法人平松学園が提携した提携教育ローンがあり、(株)オリエントコーポレーション、大分県信用組合、日本政策金融公庫の支援制度が受けられる。住居家賃サポート制度があり(株)豊後企画集団の指定物件(「おおいたひとりで暮らしガイド」掲載されている物件)契約すると毎月5000円の家賃補助、さらには初期費用(敷金・礼金)が無料となる支援制度がある。
奨学金は詳しくは奨学金コーナーをご覧ください。
・4年制大学編入実績
編入学(過去5年間)の合格実績は次の通りです。
国立大学;島根大学/生物資源51名、佐賀大学/農18名、鹿児島大学/農3 名、愛媛大学/農/理14名、宮崎大学/農2名、広島大学/生物生産2名、高知大学/理1名、岐阜大学/応用生物2名、香川大学/農3名、信州大学/農5名、静岡大学/農6名、三重大学/農4名、茨城大学/農2名、宇都宮大学/農1名、新潟大学/農1名、帯広畜産大学/畜産1名、鳥取環境大学/経営1名
私立大学;東京農業大学1名、東海大学ほか。
※国公立大学合格者数は116名、私立大学合格者数は10名である。
国公立大学に3年次からの編入ができる制度があったから。
園芸科/女(2016年度入学)
学びたいことができるため
園芸科/女(2018年度入学)
編入率がいい
園芸科/男(2017年度入学)
ゼミに興味がある
園芸科/女(2021年度入学)