41 生物工学

産業や医学・薬学へ生物学の知識の応用をめざす

「バイオテクノロジー」とも呼ばれる生物工学は、細胞や遺伝子、生体の仕組みなどについて学び、生物学分野の基礎研究で解明された生命のメカニズムを利用して、新しい物質や技術を開発し、産業や医学・薬学への応用をめざす工学的な学問です。主な分野は「遺伝子工学」と「細胞工学」の2つです。

遺伝子や細胞の謎を解明し、新技術を開発する

「遺伝子工学」は、遺伝子の組み換え技術によって生物に新たな特徴や性質を与え、遺伝子の解析などを行うもので、作物の品種改良や人間の遺伝子治療などにも関わります。「細胞工学」は、マイクロインジェクション(細胞への遺伝子注入)の技術で特定の細胞の状態を作り出したり、がんの原因の解明をめざす研究なども行われています。生命や自然への影響に関わる研究も多く、倫理観が問われる学問分野でもあります。

将来 多くの人は医薬品・化粧品・食品・醸造などの企業に就職しますが、厚生労働省・経済産業省・環境省などの省庁や、国立の研究所に進む人もいます。研究開発職での就職を希望し、高い専門性を身に付けるために大学院へ進学する人もいます。
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