53 歯学

歯学の守備範囲は「歯」だけではない

歯学は、「歯」だけには限定されず、口腔組織や顎(あご)、その周辺の疾患の治療と機能回復を担う口腔部分全体に関する学問で、6年間のカリキュラムで学びます。口腔部分は、食べること・話すことに関わる健康や生活にとって重要な部分です。むし歯や歯周病の予防や治療だけにとどまらず、研究対象やテーマは社会のニーズとともに広がりを見せています。

身体全体の健康や美容、再生医療まで

歯並びを整える歯科矯正分野、顎や口腔の炎症・外傷などの治療を研究する口腔外科分野、放射線による歯の診断や治療を研究する歯科放射線学分野、食生活指導などを含めた予防的な歯科学、高齢者・小児歯科学、歯の美容に関する審美歯科分野などがあります。また、口腔の健康が身体全体の健康に関わることもわかってきました。さらに、遺伝子組み換え実験や再生医療、脳外科分野へのアプローチも進められています。

将来 学部卒業時に歯科医師国家試験受験資格が与えられ、合格者のほとんどが歯科医になります。合格後は1年間の研修期間を経たあと、臨床医として勤務するのが一般的です。大学院へ進学し、研究者や大学教授をめざす人もいます。
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