文化・教養学 / 外国語学 / 言語学 / 国際関係学
理論と実践をバランスよく学びグローバル社会の真の世界人を育成する
同志社大学は創立以来「国際主義」を教育理念に掲げてきました。グローバル・コミュニケーション学部は、その伝統を発展させ、現代のグローバル社会に対応する人物の育成を目指します。英語コース、中国語コース、留学生を対象にした日本語コースの3つのコースがあり、実践的な外国語運用方法に加え、言語の背景となる文化・社会といった広範囲の知識についても深く学びます。
徹底した少人数教育を重視し、教員のきめ細やかな指導で、社会の人と人をつな【facilitator】、人と交渉する【negotiator】、人をまとめる【administrator】として社会で活躍するための思考力や国際感覚を磨いていきます。単に外国語を流暢に話す人ではなく、幅広い教養と洞察力を持ち、互いを結び、心を通わせることのできる人を育成しています。
「分かち合い」「学びの共同体」の構築がキーワード
世界の分断が広がる現在、人と人をつなぎ、共に分かち合うことのできるコミュニケーション能力がより一層必要とされています。コミュニケーションの語源はラテン語のcommunicareで、「分かち合う」という意味。グローバル・コミュニケーション学部の魅力は、カリキュラムだけではなく、異なる背景を持つ学生たちが互いに刺激を与え合い、高め合っていく「学びの共同体」としての環境が、正課科目・課外活動を問わず整っていることです。
例えば、互いの文化の壁を越える「タンデム・パートナー制度」。英語・中国語コースの学生と日本語コースの留学生がペアになり、互いの母語や得意な言語で相手の外国語学習をサポートする制度です。英語・中国語・日本語のほか、留学生の母語であるコリア語やベトナム語を勉強するペアもあり、海外からの留学生が約2割を占める本学部ならではの制度です。