農学
花卉園芸、野菜園芸、果樹園芸の生産及び利用などに直接携わるか又は周辺企業目指す。
生活空間の美しい花や花の香りは私たちに憩いを与えてくれます。そして生活を豊かにします。安心安全な花卉生産のため、花卉生産技術や利用ついて理解を深め学修します。
野菜園芸はもっと多くの野菜を消費してもらうという消費動向に注目し、生産方式(慣行、有機、減農薬等)の違いや、食育といった観点を重視した野菜園芸を学修します。また、環境保全型農業を目指す上で土つくりが必要なため土壌肥料などの分野も学びます。
果樹園芸では果樹の種類や品種をはじめとして、日常生活の中で果物をより身近に感じてもらえるような果樹園芸を目指します。果樹は常緑果樹と落葉果樹のグループに分かれますが、それぞれの基本的な技術や生理生態を理解することは大変重要です。特に、園芸実験実習において、カンキツ類の剪定、接ぎ木、摘果、収穫、貯蔵管理、施肥、病害虫防除など幅広い分野で実践的な学修をします。
都市空間や庭の設計、森林環境の維持や林業関係、作物・畜産関係を目指す。
緑地造園は都市化が進む現代で快適空間の設計・施工・管理の専門知識や技術を学びます。伝統的な造園の知識・技術を学び、植物の育成や診断、植生調査等の知識・技術を身につけ、さらに、生産園芸を学び、生花小原流の准教授免状を得て、新しい緑地造園の知識や技術を身につけます。
林業は、木材生産が主でしたが、近年は国土保全や生物の多様性、保健休養文化機能の認識が重要視されています。農学の一分野である林学と園芸学を学び幅広い林業を学びます。
作物は主にイネやイモ類といった食用作物の栽培管理に必要な知識・技能の習得を目標とします。
限りある資源を循環させ、持続可能な農業を行う方法はいくつかありますが、その中の一つに「畜産分野との連携」があります。循環型農業を目指し畜産学分野も学習することが可能です。
ブライダル関係やお花屋さんの仕事、福祉関係の仕事を目指す。
フラワーデザインは花を装飾に用いる技法等について学びます。フラワーデザイナーになるために資格を取得します。
園芸療法・園芸福祉とは、植物との関わりから様々な恩恵を我々は得ており、身体的側面や精神的側面などへの健康面に寄与することが明らかになっています。また、植物は人と人とをつなぐ役割があり社会的側面における効能も注目されています。近年社会問題の一つである「社会的孤独・孤立」の予防作用を持つと言われ、世界的にも人と植物の在り方について見直されています。このような植物の利用(生物活用)について園芸療法学・園芸福祉学の学問分野があり、園芸学を学びながら、その知識・技術を身に着けます。