医学
学ぶ内容
基本的内容から講義を開始し、短期間で少数科目を集中的に学習します。次年度に別の視点から繰り返し学ぶ積み上げ方式により、基本的内容から先端医療までを効果的に身につけていきます。講義には少人数でのグループ学習や、クラス全体で発表・討論する形式を取り入れ、知識のまとめと体系化を行うと同時に、自ら問題を的確にとらえ、解決する能力と創造力を養います。また、隣接する医学部附属病院で、早期から臨床実習を行います。
授業
【結束力を育む授業】
帝京大学医学部医学科の魅力は、同じ目標に向かって団結できる仲間がつくれることです。実際の症例から学生が学習資料を作成し、症状や治療の方針を決める方法論を学ぶ「PBLチュートリアル」では、学生同士が意見を交わすだけでなく、教え合うこともあり、団結力が強まります。医学部の講義や実習は医療の最前線で活躍する現役医師が担当するため、最新の医学が学習できることも特徴です。
【医療コミュニケーション】
医・薬・医療技術学部が合同で行う、チーム医療に必要な知識・態度・行動を学ぶ授業です。3職種がそれぞれの視点からチーム医療の意義や他職種コミュニケーションについて学ぶことで、視野を大きく広げることができます。
実習
【4年次からは医学部附属病院の充実した実習環境で臨床実習を行う】
1年次の後期から専門科目である組織学実習・解剖学実習が始まります。3年次後期から4年次前期のPBLチュートリアルでは病気について考え、調べ、発表する力をつけます。また、4年次後期からスチューデントドクターとして参加型臨床実習が始まり、教員や医療スタッフとともに積極的に診療へ参加します。
【救急医学の臨床実習(BSL)】
5週間にわたる救急医学の臨床実習(BSL)。その間、現場では実施する機会の少ない手技を、最新の機器を用いた模擬体験シミュレーション授業を実施し、臨床能力を高めています。授業の前半で手技を実施、後半はグループディスカッションで診療を振り返ります。臨床現場と同様の体験によって、チーム医療に必要なスキルを学び、臨床への橋渡しとなります。