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工学と医学の融合で人体の秘密を解き明かし、新たな価値を創造する
現代の先進医療を支え、次世代のより質の高い医療を開発するためには、メカトロニクスやエレクトロニクスなどのテクノロジーと分子生物学などのサイエンスの密接な連携が必要です。生命医科学部では、「医工学科」「医情報学科」「医生命システム学科」の3学科を設置し、実践力を培うカリキュラムによって工学と医学の融合分野における先端科学領域で活躍するエンジニアや研究者の育成を目指しています。
生命医科学部では、「高齢者の歩行や動作をロボットでサポートする」「超音波診断装置やMRIなど体内を可視化する技術を用いて生態情報を詳細に得る」「タンパク質を創薬標的にしてアルツハイマー病予防に挑戦する」など、最先端の研究を数多く進めています。医学・生命科学のみならず、工学・情報・化学などを含めた幅広い多角的な学びにより、工学と医学の融合から新たな価値を創造します。
医科大学・医療機関との連携による充実した研究・教育体制と高い就職実績
生命医科学部は、京都大学、京都府立医科大学との研究交流に関する協定だけでなく、国立研究機関やソルボンヌ大学、ウィーン工科大学、チェコ工科大学ほか世界有数の大学と連携し、生命科学・医学分野における研究環境の充実に取り組んでいます。
こうした充実した研究・教育体制による高い就職実績と、大学院への進学者が多い点も特徴です。医療機器メーカーだけでなく、医薬品・化粧品メーカーや電気・電子系の企業、情報・通信系の企業など、日本のトップメーカーへの就職実績があります。卒業生の多くは、大学の演習や講義での学びを活かし、研究や開発など幅広い分野で活躍しています。より高度な学習や研究テーマに挑みたいと、多くの学生が大学院へ進学します。生命医科学部における教育・研究を通して、将来にわたり、社会に貢献できる高い能力が身につきます。