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人間社会の本質を理解し、社会を生き抜く知識を身につける
急速な技術革新や国際情勢の変化によって、時代の先行きはますます不透明になっています。文学部の学びは、一つひとつの変化に対処する方法ではなく、変化を生み出す人間の営みを見つめるところにあります。文学、言語、哲学、美術や芸術、歴史など、人間が生み出したものを考察し、人間社会の本質を理解すること。これにより、複雑に変化する世界を生き抜くための軸となる、普遍的なものの見方を養います。
また、文学部の歴史は1875年に誕生した同志社英学校にまでさかのぼることができます。その145年以上にわたる歴史の舞台である京都の街には、数え切れないほど多くの有形、無形の文化が今もなお息づいています。リベラルアーツの伝統のもと、先人たちが長きにわたって築き上げてきた幅広い教養を身につける上でも、自身の「核」となる深い学びを求める上でも、この上ない環境といえます。
少人数教育を通じて深く、副専攻を通じて広く学ぶ
1年次から10~20名で行う演習科目が展開され、教員からきめ細かい指導を受けることができます。アカデミックな文章の書き方や文献の検索方法などを学んだうえで、専門的な学びへ。3年次からはゼミに所属して、一人ひとりの研究テーマを追究します。4年次には担当教員の指導のもと、学びの集大成として卒業論文を執筆します。教員と学生が少人数で向かい合い、意見を交わして学びを深める――。大学教育の真髄がここにあります。
また、文学部のもうひとつの大きな特色は、副専攻制度です。所属する学科での学びに加え、他学科の講義や演習を履修する「学科型副専攻」では、複眼的な専門の視野を培うことができます。学科の枠を超えて人文学総合・メディア文化・アジア文化・国際専修という4つのテーマを学ぶ「横断型副専攻」では、自分の専門を深めるとともに、それまで考えたこともなかったような未知の分野へのつながりが開かれることでしょう。