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文化をデータサイエンスで解明し、人間の本質に迫る
文化とは人間が創り出した、人間の本質を表すもの。文化の理解は、人間そのものの理解につながります。文化情報学部は、芸術や言語、社会、経済、歴史、心理などの人間の営みを文化と捉え、文化現象をデータサイエンスによって分析・解析し、これまでの手法では見えなかった事実を探る文理融合型の学部です。
文系・理系の垣根を越えた「文化情報学」の学びとして、文化に関わる多彩な科目を配置した「文化科学系科目群」、統計科学・数理科学・計算機科学に関する科目を体系的に配置した「データ科学系科目群」、学融合的な知見や最先端の研究動向を扱う「先端・融合系科目群」を提供。現代の「読み書きそろばん」と言われる「数理・AI・データサイエンス」のリテラシーレベルプログラムであるDDASH-L(全学共通プログラム)を必修としています。3年次秋学期からは研究室に所属し、学びを発展・融合させた独自性の高い研究へと展開していきます。
特徴的な教育プログラムと「文化」に関連する科目
文学部との共同事業として、主に1、2年次生を対象とした「論理的思考教育プログラム」を開発しています。これまで日本の大学で教えられることが少なかった論理的思考のための技術と知識を育成する多彩な内容となっており、同志社大学の伝統である良心教育に則り、国際的に通じる論理的思考を身に付け、社会のために正しく用いる力を養います。
また、「文化」を科学する文化情報学部において、実際に「文化に触れる」ことは極めて重要です。文化情報学に関する教養を身に付ける「文化情報学トピックス」では、伝統文化、現代文化などを取り上げ、伝承者をはじめとする第一線の講師が、文化に関わる技能や伝承について解説する科目や、現代において「文化」を考えることの意味について考える科目を複数設置しています。